2008年01月31日

週刊誌時評『週刊文春』(2.7)


shukanbunshun080207.jpg今日は文春。主な記事はこんな感じ。
@「ガソリン税」大攻防戦
A新聞・テレビではわからない「米国バブル崩壊」
B私が見た「女性国会議員」の品格
C自衛隊員100人の自殺
横須賀海士長が遺した「内部告発」
D節分蔵出し「芸能スクープ」10連発!

@は、そのままガソリン税について。民主党議員の「幟を立てた『値下げ隊』のパフォーマンスに対して『何を浮かれたことをやっているだ』という批判がありました」という言葉に一笑。ま、そりゃそうだ。それよりも冒頭、櫻井よしこさんが書いていたこんなことを知らなかった。ちょっと長いけどご紹介。
「日本には、国民の代表である議員が国会で議論して使い途を決めるお金と、政府と官僚が事実上、国民のチェックなしで使えるお金とがあります。
 前者は一般会計予算で、いま、まさに八十兆規模のお金が、国会で審議され、使い途が決められつつあります。
 一方、国民に見えにくいところで使われているのが、財政機関債や特別会計に入るお金です。特別会計に入るお金は一般会計よりも圧倒的に多く、四百兆円に迫り、一般会計の約五倍にもなります。ここが既得権益の巣窟とも、ムダと非効率の温床ともなっています。

そうなのか。知らなんだ。。。まこういった部分を争っての攻防なんすかね。
Bは、タイトルにちょっと惹かれたけど、どうもつまらない記事。『ヒラリーをさがせ!』なる新書を出した女性ライターが、片山とか姫井へのインタビュー模様を書いているんだけど、なんか書き手であるこの人が出すぎて、なんだかなぁ。随所で「わたし」と書き連ねるんだけど、別に僕らは「あなた」のことは知りたいわけでもなし。わりと女性ライターって「わたしわたし」しちゃうんですが、これはその典型ですな。企画は面白いけど書き手の力量不足です。
一方Aの「米国バブル崩壊・サブプライム本当の恐怖」を書いた神谷秀樹さんなる銀行マンの原稿は、面白い。現在、世界に蔓延している経済動向を「強欲資本主義」と喝破し、アメリカの経済政策を「安易な利下げで無駄遣いを維持し、景気を上向きにしようしようというのは、働かず浪費を重ねる息子にさらにお年玉をやるようなものです」と論破する。とてもわかりやすい。大枠として、マネーゲームだけを繰り返し、本質的に何も生産してこなかったツケが回ってきたという論調ですが、いたく同感。
自ら「借金して今日を愉しむ体質」を改めるのか、それとも浪費を続ける「浪費麻薬患者」となり、最後に命を失うかどちらを選ぶかという事です」

実にわかりやすいメッセージ。この人、新書あたりを出せば必ず売れると思います。太鼓判。ポン!


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2008年01月30日

国家の罠

佐藤優の『国家の罠』を遅ればせながら読了したけど、感じ入る点が多いっすね、この本。

ロシアと日本の関係とか、いろいろ知るべき点は多かったけど、みんなが押さえるべきなのは、やはり「国策捜査」についてでしょうな。
小泉政権としても、「地方を大切にすると経済が弱体化する」とか「公平配分をやめて金持ちを優遇する傾斜配分に転換するのが国益だ」とは公言できない。しかし、鈴木宗男型の「腐敗・汚職政治と断絶する」というスローガンならば国民全体の拍手喝采を受け、腐敗・汚職を根絶した結果として、ハイエク型新自由主義、露骨な形での傾斜配分への路線転換ができる。結果からみると鈴木疑惑はそのような機能を果たしたといえよう。

ちょっと引用長くなったけど、このあたりが一番「国策捜査」というものの全体像がわかりやすい描写かな。
要するに時代の流れを大きく変えるときに、国が“作り出す”事件。これを東京地検の検事はこのように話している。
「これは国策捜査なんだから。あなたが捕まった理由は簡単。あなたと鈴木宗男をつなげる事件を作るため。国策捜査は『時代のけじめ』をつけるために必要なんです。時代を転換するために、何か象徴的な事件を作り出して、それを断罪するのです」

うん。わかりやすい。ホリエモンの事件にしても、まさに国策捜査なわけなんだろな。こういう概念を頭にインプットしておくだけでも、これからの時代を読む上ですごく助けになると思う。そういう意味では、この本の価値は高いです。はい。

それにしても、これがベストセラーになる状況を鑑みると、こういう本を買い求める層と、まったく関心なく世を見ている人との間には、もう埋めがたい知識格差があるね。いやホント。役に立つ情報とか、自分を守ってくれる情報って、かなり積極的に収拾していかないと、何も入って来ないのが今の社会。

はっきり言って街角あたりで無料で配ってる情報なんて知ったところで「そかー。●●が流行っているのかぁ。それなら僕も買いたくなったお〜」と踊らされているに過ぎないかんなぁ。あれは情報の皮を被ったコマーシャル。

ま、ドラクエとかでも、街のそのへんの通行人の話だけでは、絶対に謎が解けないのと同じで、それなり世の中を渡るためには、酒場に行ったり、いかにもな老人に金を渡す必要があるってことですな。ふむ。



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2008年01月29日

週刊誌時評『週刊SPA!』(2.5)


SPA2.5.jpg今日は『SPA!』。主な内容はこんな感じ。
@追跡ルポ [会社を失踪した人々]のその後
Aビンボー式[夜の街で輝く](10)の鉄則
B突撃リポート[サイコな隣人]の傾向と対策
Cカユい!くすぐったい!痛い!辛い!臭い![感覚の極限が訪れる瞬間]ランキング
D初公判直前に激震スクープ! 「ミートホープ・田中社長」の悪事はもっとある!

読み応えがあるのは、やっぱりDか。「内部告発者の元常務がついに顔出し・実名で怒りを激白!」というわけで、昨日初公判が行なわれたミートホープ事件のもっと突っ込んだ内容をいろいろ話しておられる。個人的に知らなかったのは、保険金詐欺について。なんでもPL保険(製造物賠償責任保険)なんてのがあるんですな。んで、ミートホープはクレーム処理や商品回収、損害賠償費用などをこの保険を利用して支払っていたんですが、偽装商品に対してこのような保険の支払いを求めることは完全な詐欺なんだとか。ま、そりゃ詐欺だな。なんか読んでいると、みんながみんなこの肉に騙されていたというイメージがあったけど「こんな肉使えるか!」と怒って突っ返してくる人も少なくなかったという。ま、そりゃそうだよな。んで、その場合、回収の費用とかは保険で払って、その回収した肉は長男の焼肉レストランで出していたっていうんだから、スゴイ話だな。あとこんな話もスゴイ。
誰も悪いことなんかしたくないですよ。だから社長の目を盗んで真面目にやろうとする。でも社長が工場で見ているときには“偽装”の手を抜けない。

 なんか、どっかのひどい刑務所映画みたいな話だな。
 あと印象に残った記事は坪内祐三&福田和也対談「これでいいのだ!」。そのなかで面白いことを言っておられた。
福田康夫ってね、全般的にとっても運がいい政治家だと思うんだよ。民主党が勝手にコケてるでしょ。額賀財務大臣の証人喚問も見送りになったし。政治家って運が大事だからね。安倍晋三は運が悪かったけど、それだけでダメ。政治家にとって「運が悪い」「間が悪い」というのは犯罪なんですよ。

なるほど。そういや日露戦争のときに海軍を指揮した東郷平八郎は、そのときまでほとんど無名の人物だったのに「運がいいから」と任命されたという話を思い出した。やっぱ運は大切かもな。あと昭和天皇が、病気のときなどに国民が記名をするが、その名簿すべてに目を通していたという話がいいです。これ読むといいですよ。
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2008年01月28日

週刊誌時評『週刊現代』(2.9)


週刊現代2.9.jpg今日は『週刊現代』。主な内容は以下。
@「年金照合現場」で中国人バイトが「大量転記ミス→失踪」
A「乳児粘着テープ殺害」自殺母親の遺書にあったテレビ局の名前
Bスーパー人物ワイド それいけ『週刊現代』特捜隊 虚言妄言テレビの怪人達を撃て!
C久間章生元防衛相「私と秋山君は一心同体だ」 松田賢弥(ジャーナリスト)
D緊急経済特集 これは不況ではない!アメリカの終焉が始まった

@は、記者が社会保険庁の年金照合現場に潜入した上での記事。ま、端的にいえば中国人のバイトなどを使った作業は極めて杜撰で、こりゃミスが出ても仕方ないという報告。ふむ。なんか複数の派遣会社を使って1300人のハケンを雇ったみたいですね。ま、そんだけ雇えば、いろいろ不都合も出るか。。

んで、ちょっと話がそれるかもですが、前からこのハケンには、いささか疑問を持っておりました。例えば、知り合いがハケンで苦情対応の業務をやってたんですよ。今、どれくらいの会社が使ってるのか詳しい数は知らないですが、今、かなりの会社が苦情対応など外部委託してるんですね。それでハケンの人が実際にその業務をこなしている。そすっと「この会社に文句言ってやろ」と思って、電話口で延々話してもそれを聞いているのは、派遣の人で本社の人間はそのデータを見るだけなんてことに。この社会保険庁も、たしか問題が大きくなったときに、電話対応のアルバイトを大量募集して、その対応に当たらせてんですよね。
ま、実際にすべてを社員で対応することはできないから、こういう部分をハケンに頼るってのはわかるけど、なんか心情的にどうなの?って感じはしますよね。「年金どうなってるの!」って怒っている相手が、実は年金がもらえるかどうかわからない派遣社員なんて、ちょっと下手な笑い話だよなぁ。ま、話がそれたけど、この年金記録の問題は、まだまだ尾をひきそう。
ついでにいつも思う疑問を書くと、ミスター年金の長妻さんとか、いっしょに作業をするというわけにはいかないのだろうか。この問題に関しては「早急に対応してよりよいシステムを作る」以外に正しい道なんてないんだから、別に野党だろうか、専門家ならいっしょにプランを考えてやればいいのにな。

Aは、なんともやりきれない事件。生後間もない赤ちゃんがガムテープで口を封じられてなくなったあと、そのお母さんも自殺。記事によると、そのお母さんが警察やメディアから犯人視されたことが自殺の遠因なのでは―ーということだが、本当のところはどこにあるのだろうか。
Bは、週刊誌らしい記事。Dは、経済問題をロシアというキーワードで考えてみようというスタンスが実に的確な気がする記事。佐藤優の『国家の罠』を遅ればせながら読んだですが、ロシアという国を理解することが、日本の状況を読み解く上で不可欠ですね。昔も今もこれからも。ふむ。



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2008年01月25日

週刊誌時評『週刊新潮』(1.31)


新潮20080124.jpg今日は『週刊新潮』です。主な記事はこんなところ。
@「民主党分裂」を誘発するガソリン国会「39人造反リスト」
A独占手記】私は「オウムの娘」に生まれたことを恨む  「麻原彰晃」四女
B「NHK」はインサイダー事件の「隠蔽工作」をしていた
C緊急提言】日本経済の「円安バブル」は崩壊した!  野口悠紀雄
D「抗議シーン」をネットで広報された「朝日新聞」広報部

『新潮』は『文春』と発売日が同じでともに木曜に出る。ま、それで『文春』派と『新潮』派と両方買う派に分かれるんですが、今は『文春』派のほうが多いはず。
その要因は色々あると思うけど、コラムの人選が『文春』のほうが艶っぽいんですな。もう終わったけど『文春』では、漫画家の安野モヨ子の食エッセイ(これは大層よくできていた)とか、劇団ひとり(これはツマラン)とか、ま、言うなれば『AERA』を卒業した女性も買えるような人選をしているので、ここでけっこう差が出ている気がする。
ま、そんな僕も比較的『文春』派なんですが、『新潮』もいいですよ。特に、巻頭と巻末のニュースグラビアがいい。『フォーカス』で培った写真でニュースを報じるという姿勢がよくって、今週も小沢とか上手に撮ってます。このグラビアは新潮が一番いいかもなぁ。
ま、それで今日『新潮』を買ったのは、昨日の『文春』に「古紙偽装」のニュースが出てなかったからだったりします。これってけっこう奥が深い話っぽいので、いろいろ知りたかったんですが、出てなかったので『新潮』に期待するもゼロ。うーん。なんでだろ。月曜の『現代』で出るかなぁ。まさか紙屋さんの話だから、お世話になってる週刊誌は掲載を見送り〜なんてこともあんのかな。ま、わからんですが、その顛末は来週わかるでしょ。新潮の今回の記事は、ま可もなく不可もなく。@で民主分裂の機運っぽいこと書いてるけど、どうかなぁ。でも、今、新党できたらけっこう支持されるような気もするけど。平沼さんあたりが音頭とってやるって前から書かれているけど、アリかもですね。小池さんとかね。
ちなみに小さな記事ですがDは、朝日新聞の偏向報道姿勢に対して抗議しに行った市民団体の人が、その抗議の模様をYou Tubeにアップしたという内容の記事。探したらありました。これ。なるほどねぇ。
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2008年01月24日

週刊誌時評『週刊文春』(1.31)


文春1・31.JPG今日は文春。主な特集はこんなところかな。
@八戸母弟妹殺害 懺悔告白4時間 なぜ母親の体内に人形を置いたのか
A「平成ドミノ不況に突入」
福田政権の無為無策
B徹底調査「隠れ値上げ賞品」を暴く
C謝罪会見から逃げ出そうとしたNHK「二人の理事」インサイダー天国
D芥川賞受賞・川上未映子インタビュー
「夫」「ホステス」「文学修業」

@はヘビーだなぁ。Bは最近よく報じられてますね。こないだ「ガイアの夜明け」でも見たですが、ポッキーとかカールなんてお菓子も半年前とかに比べると量が減ってるんだってね。ま、食材だけでなく原油高騰でパッケージとかも値上がりしてるからなぁ。んで、思うんですが、昔みたく量り売りとか増やせばいいのにねぇ。味噌とか豆腐とか、僕が小さいころってまだ器を持って行って買ってた記憶があるけど、ああいうのこそわかりやすいエコだし、その分、質が良かったり量が増えたりすれば喜んで買う人いると思うけどなぁ。
Cは、なんだかなぁというニュース。んで、「新聞不信」というコーナーで「投資を煽った新聞の責任は?」というコラムがあるんですが、ちょっと同意。
この十数年、新聞は一般人の投資を煽り、株取引は身近なものになったが、その結果、会社のパソコンや携帯電話で仕事中、株取引をする姿がどこでも見られるようになった。そんな勤務態度放置されてきた延長線上に、今回の犯罪があるのではないか。そこに踏み込んで批判しなければ、この種の犯罪は、また繰り返されるような気がするが。

たしかに。これと似たことは、テレビなどのCMでもよく思う。例えば、NOVAが問題になったときに、テレビもその悪を追求するけど、どう考えてもあの会社の存在を広めたのはテレビだよな。武富士とかもそうだよな。そういった企業から金をもらって番組作って、いざ「悪」と判定したら金もらってたのに袋叩きって何かおかしいよな。そこに自省はないのか。と問い詰めたい気分っす。
Dは「この人、顔で選ばれたよなぁ」と思っていたけど、なかなかパワフルな人生だなぁと感じ入った。でも、直木賞の地味な人はインタビューが載らず、このミニスカで授賞式に出てた人ばかりスポットを浴びるから、ビジュアルが大きくモノを言っていることには違いないか。

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2008年01月22日

週刊誌時評『週刊SPA!』(1.29)


SPA129.jpg今日は『SPA!』。主な記事はこんな感じかな。
@'08年[財布直撃ニュース]26連発
A男は癒されてる!? 愛しき[おバカ女]の生態
B私が[犯罪をやめられない]理由
C専門誌が語る「わが業界の最大関心事」
D[メタボ健診]は本当に有効か?

@は、26連発もしなくていいから、一つひとつをわかりやすく解説して欲しいという気がしないわけではないけど、頑張ってますね。良記事。ちなみになかから一つ紹介しておくと、今春から小麦価格が30%ほど値上げされるとか。
それで影響を受けるのは、付加価値をつけてもともと高く売っていた高級料理ではなく、デフレ時代に価格をギリギリまで下げたハンバーガーやラーメンなどのファストフードやジャンクフード。

なんだとか。この「食」の値段については、この先もいろいろ言いたいことがあるんですが、今までが安すぎたんですよ。うん。んで、こういったとき、値段でなく自分から積極的に食品を選ぶという行動をとるべきかと。それでちょっとぐらい食費が増えてもいいと思う。なんかエンゲル係数が高いことが貧相という価値観が日本にはまだあるようですが、貧相なもの食べていいクルマに乗ったりしているほうが、僕は貧相な気がする。いいものをキチンと選択して食べる。その結果、食費の割合が増えたって、それは裕福なんじゃないかと、物欲ない&食べると飲むのが好きな僕なんかは思うんですけどね。

で、今号の注目はC。SPAは、この後半のモノクロがいいんです。ここは、あまり売れに直結しない分、編集が自由にやれる裁量が大きいから、いい記事が多い。今回もいいです。内容は、葬儀雑誌や、ガソリンスタンド雑誌などの専門誌の編集者に「おたくの業界どうですか?」と聞いてまわって、専門家ならではの展望を聞くというもの。うん。いい企画だよね。こういうの連載してもいいくらい。で、僕が興味深く読んだのは、前述の食の問題とも関係する『月刊麺業界』編集部の方のお話。麺業界では55年ぶりに麦制度の改正があり、それまでの1年通して価格が固定されていた状況から、小麦相場に連動して価格が変わるようになり苦しいとのこと。ただ、こんな動きもあるようで。
「国産小麦の人気で、地産地消で地元産小麦を使う製麺屋も増えているんです。また地場産小麦ではないですが、大阪の製麺組合では、麺の切り口が丸くつるんとした喉越しが特徴の『大阪うどん』を盛り上げようと活発です」

小麦の値段が上がることは、喜ばしいことではないけれど、このように「じゃあ地元に目を向けよう」という機運が広まることは実にいいと思う。なんで遠路はるばる持ってきたものを使ったほうが安いのか――。このへんにみんなもっと敏感になるべきなんだよなぁ。


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2008年01月21日

週刊誌時評『週刊ポスト』(1.24)


ぽすと.jpg月曜日はいつも『現代』を買うんだけど、今日は『ポスト』にしてみた。主な内容はこんな感じ。
@御手洗キャノン「ゼネコン随意契約指令文書」を入手!
A<独占インタビュー>沈黙を破る!亀田史郎ぶちまけ90分「朝青龍から興毅への相談電話」
B麻生VS谷垣VS伸晃の「自民党三国志」全相関図
Cサラリーマンが殺到!注目の「ガールズバー」妖しい空間
Dイラン生まれの“滝クリ”を直撃撮!

注目はやっぱAか。で、内容はというと、例の反則指示は“亀田用語”ということで否定。セコンドライセンスは剥奪されたけど、親なんだから家では指導すると明言。ま、スタンスは変わってないですわ。笑ったのは、朝青龍との関係。なんでも横綱は興毅と仲良いらしく、騒動があったときとか相談してたらしいんですわ。んで、あるとき横綱が飲み屋から電話してきて、話を聞いてくれと言ってきたらしい。そのとき、亀父は飲み屋に行くのはマズイと判断してこう言ったらしいんですわ。
そやから俺が「お前の話、興毅の代わりに聞いたるわ」いうたった。そしたらアイツ、俺のことは煙たいみたいで「いや、お父さんはいいです」なんて抜かしよった。俺がしゃべっとるのに途中で電話、勝手に切っとんねん」

面白いじゃん(笑)。
あと、@はなんかバリューが弱いっすね。Bは、三国志の劉備を麻生太郎、曹操を谷垣禎一、孫権を石原伸晃になぞらえて政局分析をしてるだけど、単に三国志好きの記者が三国志を引っ張りたかっただけのような記事。別にその割り振りもうまくもないし。。。

んで、改めて思ったけど『ポスト』は古いですね。感覚が。レイアウトも前時代的だし、タイトルもはっきり言って下品。なんか普通の記事にもエロっぽさのようなものを絡ませて読ませようという雰囲気がアリアリ。今、そんな時代じゃないと思う。あと、Cのようなちょいエロ記事をニュースの間に挟みこんだりと、なんか古いわ。ちょっとこのへん変えていかないと、30代はもうこの雑誌を読まないね。今、意外と『現代』と『ポスト』の差はないはずだけど、ポストのそれはかなり上の世代に支えられていると思う。一昔前の雑誌ですね。やばいと思うです。
ま、そんななかDのネタは見る価値あり。というか、この滝川クリステルそっくりの「幸サヘル」って、まさに妖艶ですな。ま、これもおじさん好みってとこでしょうか。ね。



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2008年01月19日

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』

あぁ。いい本だ。

はっきり言って、世間の評価ほどに今まで村上春樹を好きになったことはなかったけど、これは別格。一生かけて読みたい本。2時間もあれば充分に読めるけど、一生かけて読みたい本です。

内容は、シングルモルトの聖地スコットランドのアイラ島とアイルランドの旅行記なんだけど、文章のリズムやその描写が実に自然体でありながら鮮烈。すらすら読めるのに読み飽きない。そんな感じ。例えば、旅人である村上春樹は、アイラ島で出会った島民に、いわゆるブレンディッド・ウィスキーを飲むことはないかと尋ねるとこう答えてくれる。

「うまいアイラのシングル・モルトがそこにあるのに、どうしてわざわざブレンディッド・ウィスキーなんてものを飲まなくちゃいけない? それは天使が空から降りてきて美しい音楽を奏でようとしているときに、テレビの再放送番組をつけるようなものじゃないか」
これをご託宣と呼ばずして、なんと呼ぶべきか?


また、蒸留所の樽職人はこんな話をする。

「アイラでは樽が呼吸をするんだ。倉庫は海辺にあるから、雨季には樽はどんどん潮風を吸い込んでいく。そして乾季になると、今度はウィスキーがそいつを内側からぐいぐいと押し返す。その繰り返しの中で、アイラ独特の自然なアロマが生まれていく。そしてその香りが人々の心をなごませ、慰めるんだよ」


この樽職人の話ひとつとっても、読み手がアイラモルトとどのように接したかによって、全然感じ方が変わると思う。
本書全体にそんなニュアンスがある。
シングルモルトに対して自分の立ち位置が変わるたびに、この本から感じる部分も変わる。もちろん最高なのは、この本を持って、実際にアイラ島を旅することだろうけど。

島に行く人は、機会があったらぜひ生牡蠣を食べてみるといい。六月は牡蠣には向かない季節だが、それでもここの牡蠣は大変に美味であった。ほかの土地で食べる牡蠣とは、ずいぶん味わいが違う。生臭さがなく、こぶりで、潮っぽいのだ。つるりとしているが、ふやけたところはない。「そこにシングルモルトをかけて食べるとうまいんだ」とジムが教えてくれた。それがこの島独特の食べ方なんだ。一回やると、忘れられない」


そのアイラを旅してみたい欲を喚起する描写のひとつがこれ。「春は築地で朝ごはん」なるブログのこちらの記事で僕も知ったのですが、この食べ方を日本に伝えたのは、この文章に拠るようだ。んで、食べた人の感想を見ると、絶品のようですね。今までレモンで食べてたのが、バカみたいと思えるくらいに。あぁ食べたい。

それでこの本は、本当にモルトが飲みたくなる。口の中にあの香りが漂ってくる感じ。
最近、僕は、カバンの中にいつも入れてて都心で飲んだ後、近場のバーに移動する最中にこれをパラパラやってます。実に楽しい。今までの読書というのとはちょっと違う体験ができる一冊。酒飲みなら、手元においといて損はないです。はい。


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2008年01月17日

週刊誌時評『週刊文春』(1.24)


shukanbunshun080124.jpg今日は『週刊文春』。主だった記事はこんなところ。
@探検ワイド 国会は「珍獣の館」
小沢一郎「敵前逃亡」お粗末な理由 採決スッポカシ「チン道中」ルポ
「バイク雑誌の表紙」小池百合子元環境相の「エコはどうした!」
ぶってぶって姫井由美子がサイン本にキスマーク「岡山の恥」
A江原啓之「インチキ霊視」檀れい「死んだ父親」が生きていた
B1000人アンケート社会的評価「上がった職業」「下がった職業」
「お笑い芸人」が躍進し、「役人」は暴落した気になるランキング
C八戸・母弟妹殺害「深刻な家庭事情」 新聞・テレビが報じない
18歳長男の「小説」と母の「奔放」
D10年ぶりに改訂「広辞苑」知られざる16のナゾ
E新春恒例「沖縄成人式暴動」を煽るテレビ・クルーの罪


@はよくできてますね。読み応えありです。それにしてもこの姫井は、なんとかならんのか。
不肖・宮嶋、とんだ仕事始めである。これが平成二十年、初仕事で初撮影。被写体は姫井由美子センセイである。ほしたら、これが“姫始め”である。ああ気色ワル。

宮嶋さんも巻頭でこう書いておられるが、ったくこの人なんなんだろか。こういう人を見てると、民主党が勝ったとしても、その実となる議員は程度が低いからなぁと思わざるをえない。議員として、不倫騒動にかこつけた自伝を出すなんて、レベルが低いにもほどがあるでしょ。
というわけでBは、アンケートだけど、当然のように役人や政治家の評価は低い。でもこれは由々しき事態。やっぱり有能な人は、国の仕事に携わるべきだと思うので、そういう人たちの美談というか仕事振りがわかる本が出るとか、ドラマをやるとか、そういった風潮が必要なんではないかと思っております。個人的に。Eはタイトルの通りの記事だが、まったくもって同感。あんなの喜んで撮りに行くのが悪い。馬鹿なテレビはいい加減気づいてください。ほい。
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2008年01月16日

週刊誌時評『週刊朝日』(1.25)


週刊朝日.jpg今日は『週刊朝日』です。主だった内容はこんなとこか。

@究極のダメおやじ 福田「続投」で日本が沈む!
Aヒラリーは「大統領の壁」を壊せるか
Bポスト胡錦濤の面々
C有名人が語る「横綱の品格」問題
お帰りなさい!? 朝青龍
D叱れない大人をゴッド姉ちゃん
和田アキ子が叱る!


ふむ。『週刊朝日』といえば、去年の今頃「あるある大事典」の捏造告発でぶち当てたイメージはあるけど、現代や文春と比べるとやっぱスクープ系が弱いですね。んで、ま、頭の3つが@ABというまとめ系なんですが、なんか魅力薄。

@とかタイトルも悪いね。こんなこと言われたところで買おうという気を起こす人がどれだけいるだろうか。ま、タイトルが悪いということは、往々にして中身もそんなにないもんですが。

色んな意味で注目はC。なんでも横綱審議委員会の内館牧子が同名の書籍を出すようで、こんな朝青龍問題を取り上げている模様。

ま、個人的には朝青龍問題なんぞどこまで引っ張れば気がすむんだと思ってますが、この内館牧子も、なんなんだか。横綱の品格とか問題にしてるけど、「いや、あんたこそ(苦笑)」って感じですけどね。

あとDも苦笑記事。PHPが和田アキ子著で『おとなの叱り方』って本を出すようで、それに絡めて彼女が叱り方について語っておる。ま、そんでこの記事読んで思ったのは、これ文章が、和田アキ子が一人語りしている形式で書かれているんですよ。ようするに聞き手を登場させずに、ずっと喋りっぱなしの形。僕、こういうケースは、ちゃんと聞き手を登場させたほうがいいと思う。だって、端から宣伝なのに、いっそうその宣伝臭さが強くなるんだもん。言うまでもなく、読者の半分くらいは「和田アキ子が叱り方の本だって?(苦笑)」というスタンスなんだから、こんな対したこともない自説を滔滔と述べさせても仕方ないでしょうに。ねぇ。

とはいえ、いい記事もあった今号。なかでも「草思社経営破綻の構造」は、待ってました。永江さんの分析によると、「ベストセラー倒産のパターンかもしれない」ということ。大ヒットに見えても、市場在庫の返品がボディーブローのように効いてきたのではないかという分析。ただ、書店のなかには草思社が再生するまで返品しないと言うところもあり、また支援を名乗り出る会社も10社近くある模様。早ければ2月には業務再開するとかのようで、その点はよかったです。






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肝油ドロップは富山のソウルフード?


肝油SHUKUSHOU.JPG『ゲームラボ』の連載貼り付けコーナー。今月は「そういや僕のソウルフードは肝油ドロップですよ」と、この連載の担当氏が言い出したので、あの懐かしい味について調べてみました。ま、結局は単なる思い込みだったのですが、このとき以来、我が家では肝油ドロップを愛用してます。これでおばあちゃんの乾き目も治りつつあります。今、改めてみんなにオススメしたいですね。肝油。いいですよ。これ。

 今回、取り上げるのは「肝油ドロップ」である。「あー。知ってる! 知ってる! 幼稚園のときにもらってた!」。話をふると、だいたいこんなリアクションが返ってくるあの懐かしいドロップである。
なぜこれを取り上げるのかというと、「そういえば、ウチの故郷である富山のソウルフードは肝油ドロップですよ」と、この連載を担当している『ゲームラボ』のK氏が教えてくれたからである。肝油ドロップがソウルフード……。あのドロップをみんな熱愛して貪り食べているのだろうか。なんだか今ひとつイメージが湧かないが、懐かしいので調査してみることにした。
まず、肝油ドロップとは何たるものかってことを、改めて調べてみた。すると「肝油といえばサメの油」という認識だったのだが、これはずいぶん昔の話であったことがわかった。なんでも戦前には、サメやタラ、ブリといった魚の肝臓から絞り採られた油を濃縮して使っていたようだが、今では人工的に作られたビタミンAとビタミンDを原料に作られているという。ふーむ、そうなのか。実は、肝油ドロップは何かの薬だとは知っていたが、ビタミンA&Dの補給薬だとは正直知らなかったです。はい。ちなみに、妊婦さんやお年寄り、そして発育期の子供の栄養補給に効果的らしいですよ。
さてさて。そんな「薬」である肝油ドロップに、ソウルフードというような地域性が果たして存在するのだろうか。疑問はより深まったが、とりあえず富山市役所に電話してみることにしよう。
「肝油ドロップ……ですか。えーと、それが富山市内でたくさん食べられている? ち、ちょっと待ってくださいね」
 電話口に出たお姉さんは、かなり困惑気味である。それで、それからあちこちの部署に聞いてまわってくれていたのだが「そういった事実があるかどうか、わからないですね。すいません」とのことだった。富山の人はとても親切ということはわかったが、肝油のことはわからなかったわけである。
 というわけで、次は肝油ドロップの製造元である河合製薬に訊いてみることにした。ちなみにこの会社は東京にあり富山にあるわけではない。だけど、富山で特別に普及していることってありませんかね?
「もちろん地域差はございます。営業担当者がどこを回ったなどの関係で広く利用されている地域と、そうでないところはございます。しかし、とりわけ富山県だけで普及しているということはありませんね」
 なんでも営業の関係で地域による差は生じても、それが県単位の差に及ぶということはないようだ。
 ふむ。県サイドとメーカーが「わからない」というのであれば、これはソウルフード化してない可能性が高いだろう。では、最後になぜK氏が肝油を富山のソウルフードと思ったのか訊いてみた。
「富山では、幼稚園だけでなく小学校の給食の後でも肝油を食べるんですよ。だから、こっそり忍び込んで食べたりと、他県の人よりも肝油の思い出が多いんです。この小学校まで肝油を食べていたという話をすると他県の人にすると必ず驚かれますし、富山の人間で肝油を食べたことのない人もいないですから、てっきりソウルフードかと思っていたんですが……。思い込みなんですかね」
 ふむ。おそらく思い込みだ。でも、ソウルフードなんてのは、郷土料理のように出自がはっきりしていないものも多い。いわば思い込みや一方的な思い込みから発生する類のものだ。だから、富山では肝油がソウルフードってこともでいいと思うよ。Kさん。


ソウルフー度 ★

(CAP)
これがカワイ肝油ドロップ。今でも街の薬局で普通に買えます。100粒入りのが600円くらいでしたね。30年ぶりくらいに食べましたが、懐かしさに感激。美味しいです。

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2008年01月15日

週刊誌時評『週刊SPA!』(1.22)


週刊SPA!1−22.jpg今週は月曜日が祝日だったので、今日は週刊誌が山のように発売されていて困ったちゃん。つーか、改めてここで書いておきますが、ハッピーマンデー法案ってダメダメですよね。月曜日の祝日ってマジで使いにくい。学校じゃあ月曜日ばかりが休みになってバランス取れないようだしよー。成人式は1月15日。体育の日は10月10日。こういう明確な構図がよかったのに3連休にしたことで、祝日の存在意義が減ったですよね。ったく。んで、3連休明けは週刊誌がごっそりと出てきて困ったくんの僕ですが、『現代』と『SPA!』をざざっと見たところ『SPA!』のほうが面白かったので、そちらをご紹介。

@アナタはどこまで我慢できる? [イラッと来る瞬間]ランキング100
A最新 [女の偽装]完全カタログ
B加害者&被害者が証言 未成年[美人局詐欺団]の最新テク
C決定! これが[大人の(新)基準]2008
D[ネットカフェ難民のお正月]に密着
E営業マンの[本音⇔建前]翻訳辞典


主だった記事はこんなとこか。なかでも白眉はC。「なにごとも上手にあきらめるBY松尾スズキ」といったように、有名無名の人が「大人」の基準を述べ合っているだけだが、いろんな意見を俯瞰できて楽しい。なかでも石原壮一郎さんの話がよかった。
『大人力検定』なんて、どう考えても冗談としか思えない本を出しても、真面目に受け止める人が結構いる。それは大人像が曖昧になっちゃった時代の中で、みんなが「オレはもう大人だ」と安心して思えなくなってしまったからではないかと。

ふむ。この前半部の「冗談としか思えない〜」というくだりは、実に共感。そういう時代ですよね。

個人的な大人の定義は「自分をすんなりと受け入れられる」って感じですかね。ふむ。



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2008年01月09日

週刊誌時評『週刊文春』(1.17)


文春1.17いつもは木曜発売の文春も新春特別号のためか今日発売。
主だった記事はこのへん。
@福田首相に告ぐ! 財界二大巨頭が「緊急提言」
A「衆院全選挙区予測」自公110議席減 
B年末年始テレビNG大賞発表
C雅子さま三つ星レストラン「深夜の饗宴」を許した東宮職の「見識」

ざっと見て思ったのは、年末年始の動きをよく追ってますね。ずっと仕事していたみたいでご苦労様です。それで@は、年始号らしい記事。Aの選挙予想で、「自公110議席減」とあるけど、本当かなぁ。個人的には、昨今の民主は自民よりも求心力がなくなってる気がするし「民主、やっぱ頼りない」ってことで、そこまで民主が勝たないと思うけど。

そういや、今号の清野徹さんの「ドッキリTV語録」でナベツネと中曽根対談についてふれてあるんですが「まず大連立を持ちかけたのは巷間言われている私(ナベツネ)ではなく、小沢一郎であったと断言した」とある。なんでも辞任表明会見のとき、小沢が嘘をついたから、読売は起こって連立のことをすっぱ抜いたそうな……。
ま、どっちかが嘘ついているわけですが、どっちもついてんだろうな。

あとBは、文春の好きなテレビへのツッコミ。テレビが堕落しているというのは、同感ですが、延々2Pにもわたって展開されている紅白へのツッコミは、芸がないなぁ。紅白を通して見た感想で「米米CLUBはいいけど、あみんはダメ」とか、ブログに載ってるような感想レベルを垂れ流されてもねぇ。

個人的な紅白感は、「紅白とは面白すぎないところが大切」ということ。あれは、大晦日に家族が団欒して見るものだから、面白すぎて家族の会話も奪ってテレビに見入るようじゃダメかと思う。同窓会でカニを食うとみんな夢中でカニ食って話が弾まないからやめるべしというのに似ておると思う。あと、適当に歌手の世代がバラバラで「これ知らないけど誰?」と子供やお爺ちゃんに話が振られる要素が大切。いつも思うけど、とりわけ面白すぎるようにしなくていいと思う。ただ、ちゃんんと歌が芸になっている人がいいよな。別に有名じゃなくても芸がある人を選んでくればそれでいい。NHKだもん。これは大河の人選でも同じです。

あ、テレビ批判といえば、上岡龍太郎さんが、昔こんなことを言っていたという動画があるんですが、これこそ見ててスッキリする。文春のテレビ批判も、これくらいスッキリするのを載せてください。「テレビ健康診断」とかレベル低すぎだと思いますよ。

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2008年01月08日

週刊誌時評『週刊SPA!』(1.15)


SPA1.jpg今日発売の『SPA!』のラインナップはこんなところか。

@[ネットで副業]稼ぐ人はココが違う!
Aモテる節約術[セコロジー]入門
B業界別[オンナの隠語]大辞典
C知らずに旅行するのは絶対危険! 中国[死に至るヤバイ話]速報
D[セカンドライフ]に明日はあるのか?
E新春恒例 男が選ぶ[好きな男・嫌いな男]
F「孤独のグルメ」10年の時を超え、復活!


注目はなんといってもF。「孤独のグルメ」については、僕も書いてましたが、口コミで売れた良作ですね。んで、復活というのは、どうもこの1回だけみたい。これから連載が始まるのではなく、今春に新装版が出るので、そのための追加書き下ろし分としての「特別編」のようですね。トーンは変わらずで、いい味ですが、こういうのはひっそり連載してて「しみじみ良いなぁ」というものなんで、あまり力を入れすぎて宣伝するのもどうかと思うですけど。

あと、いい加減@のような企画はもうやめたらどうかと思うのは、僕だけだろうか。その前ページで、江川達也さんが「もういい加減、金儲けに浮かれる下品さに、気づく時期だと思うのです」と言ってるのに、雑誌内で相反することをやりすぎだよね、最近のSPA!ってば。

このネットの儲け話も、なんかおかしいんすよ。売るための枠組み論だけ先行して、それを別段売りたいものもない人が、鵜の目鷹の目で検討してる。なんか売りたいものがあって、その良いものをひとりでも多くの人に買って欲しいから販売方法を検討するとか、そういう話でないからなぁ。

あとEとか、恒例!とか楽しいかね。
『SPA!』は、35歳になった僕にとっては、世代ギャップを感じるようになって幾数年。作りは上手いからもうちょっと上の世代向けの『SPA!35』とか作ってくれと言っても作ってくれないから、ここで書いておこう。

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2008年01月07日

週刊誌時評『週刊現代』(1.19)


現代1.19.jpg今年のプチ課題として週刊誌評を書いていこうかと思っております。

僕は昔、雑誌にまつわる別冊宝島を作ったりもしてて、もともと雑誌好きなんす。今でこそネットの仕事が多いけど、もとは雑誌の創刊号を集めたりなんてこともしてたくらいで〜。

ま、今でこそそういう収拾はしてないですが、かなり雑誌を、なかでも週刊誌を愛読してます。んで、この週刊誌が売れてないみたいっすね。だもんで週刊誌ってこんなことが面白いよって感じで、気になった項目をちょこちょこ紹介していこうかと思っております。はいはい。

つーわけで、今日は『週刊現代』(1.19号)。

★激変!ニッポンはこうなる【Part 1】
★ロシア外交当局幹部が証言 「横田めぐみは確実に生きている」
★Gacktガクトは「違法カジノ【新宿・六本木】」を経営していた!
★大前研一が「エクセレントリーダー」を直撃!/第1回 井上雅博【『ヤフージャパン』社長・50歳】


こんなところが主だったもんすかね。「ニッポンはこうなる」というのは、多種の分野における今年の予想。政治、スポーツ、経済あたりの予想は、ま、無難なとこなんですが、意外な見所が、このコーナーのタイトルを江原啓之が“書いている”ことだ。ちなみにその後ろでは、「女ヤクザ細木数子の正体〜」なんてのを溝口敦さんが書いている。
ふむ。これは現代らしいネタだし、江原についても、誰かが批判しているのかと思ったら、江原本人が今年はどうなると予想しているんである。「今年は清き水を流す年」なんて根拠で書いている。
なんでだろね。これ。現代って叩いてなかったっけ。

ま、それはいいとしてこの号、最大の見所は「ガクト」のネタかも。概要としては、ガクトがインターネットカジノのオーナーなのでは?という記事なのだが、そのキャッチがいい。

これじゃガクトじゃなくてバクトだ。

やっぱスクープがないと現代は寂しいですね。今号はこのコピーが一番でした。おしまい。

★『週刊現代





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2008年01月01日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございまっす!

今日、帰省先から帰ってきたんですが、新幹線の11号車が赤ちゃんだらけで笑った。

前に「11号車の話」をここに書いたら、いろいろリンクしてもらって、なんか微妙に広まりつつあるのかなぁw ま、赤ちゃん連れが集まっていると、ちょっと愚図っても気が楽だからいいですよね。というわけで、乳児を連れて東海道新幹線に乗る人は、多目的室のある11号車を予約するといいですよ。ま、閉まってて使えないことも多いけどね。

ま、そんなこんなで、今年もよろしくお願いいたします。


posted by okataco at 23:33 | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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