2008年02月28日

週刊誌時評『週刊文春』(3.6)


shukanbunshun080306.jpg今日は文春。主な記事はこちら。
@疑惑の銃弾 最終章 三浦和義逮捕
A「イージス艦衝突」水面下の全情報
B毒ギョーザ中国「雪害寄付」の奉加帳を回した「媚中派」政治家
C勤務医が病院からどんどん逃げていく
D国交省の“無風地帯”国土地理院の新サービス

トップはやはり@の三浦和義逮捕について。過去の事件の概要から逮捕時の状況、今後の行く末までかなり詳しく解説してる。なかでも興味深いのは、やっぱり「なぜ今になって逮捕されたのか?」という点。ネットには沖縄で米兵が逮捕されたから、その取引材料として三浦和義が逮捕されたなんて噂もあったが、これは違いそうですなw というのは、もう2、3年前から捜査が進められていて、アメリカ当局は彼がアメリカに来るのを待っていた模様だからだ。んで、その逮捕するからには新しい証拠がなんであるかという点だけど、文春の予測によると銃弾からのDNAである模様。この背景には01年に、アメリカにおいて「未解決殺人事件捜査班」なるものができて、ここが17年前の強盗殺人事件を現場に残された銃弾からDNAを検出して解決したことがあるらしい。ふーむ。なんにせよ、アメリカの警察は相当自信があることはたしかのようです。
あと、この特集のなかで三浦和義がどんな人物であるかということが紹介されていたんですが、なかでも驚いたのが彼が刑務所に収監されている間に行なったマスコミへの訴訟について。なんでも新聞や雑誌、テレビなどを名誉毀損で次々と訴えていき、その数はなんと550件!

うち470件は弁護士を立てない本人訴訟で、80%に勝訴。5%が敗訴で、残り15%は時効だったとか。拘置所で「名誉毀損」と「プライバシー侵害」と名の付く本をすべて書店から取り寄せ、端から読んで勉強したという。
「朝から晩まで訴訟書面作り。ボールペン1本を2日で使い切ったこともある」と語ったこともあり、後に『弁護士いらず 本人訴訟必勝マニュアル』と題する本も出した。

んで、こういった一連の訴訟で勝取った金額が4926万円になるってんだから、驚き! 驚いた〜。。。

Aは、イージス艦の衝突問題。なかでも
「元艦長たち」のホンネ反論「漁船は暴走族なんです」
という記事がよかった。腕が未熟な船乗りのことを「プアシーマン」と呼ぶらしいんですが、今回は、この2隻ともプアシーマンだと語る元艦長。もちろん海自は、そういった人物を艦長に任命した責任は大きいとしながらもこう語ります。
しかし、「漁船員に被害が出たのだから、護衛艦が悪い」と一方的に断罪するばかりでは、解決にならない。
お互いミスを認め合って、反省しあって初めて、今後の事故を防ぐことができるのではありませんか。一方だけが注意しても、事故を防ぐことはできないのですから。

これは、いい言葉かと。自衛隊が事故を起こすと、思考停止して一方的に非難する風潮ですが、たしかにこれだと解決にならない。『たかじんのそこまで言って委員会』で、伸坊さんが、大きなタンカーと小さな漁船がいた場合、いくら海上法があっても、小さな方が避けるもの。みんなそう思っているのに、なんでテレビで言わないの?と述べておられた。なんか思考停止してるよね。行方不明の方を心配し祈りを捧げることと、事故の本質を考えることは分離しなきゃなぁ。あ、「たかじん〜」あったから動画貼っておきます。消えるかもだから見たい人は早めにどうぞ。

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2008年02月26日

週刊誌時評『週刊SPA!』(3.4)


spa080304hb.jpg今日は『SPA!』。主な内容はこちら。
@20〜30代 [偽装管理職]のタダ働き地獄
A30歳が予想 [リアルな老後]の平均像
Bビンボー式[モテ☆シャンパン]活用術
C新登場! 地球環境のために[肉を食べない人々]の主張
D「ドン・キホーテのピアス」なぜ、レイプ犯罪は被害者を責める意見が罷り通る?

今号は充実。ここに挙げていないモノクロも力入ってて、最近の『SPA!』のなかでは、かなりの出来栄えではないでしょうか。@は、店長を管理職にして残業代などを出さないことで、コナカとかマクドナルドで訴訟に発展している問題について。しっかりルポしてますね。
Aは、30歳による老後予測。ま、予想通り悲観的な意見が大半ですが、今のおじいさんたちの「なんとなるよ」というメッセージが楽しげ(笑)。竹熊さんが「オタク老人ホームを作ろう」と提言しているのもいいね。こういう老後について、みんなが真面目に話し合うのは、なんかポジティブでいいかも。
Bは、SPA!にしては珍しいシャンパン特集。こういうハウツー的なものは、毎回やると売上げに繋がると思うから、今後もやるといいと思うっすよ。専門誌買うまでもないけど、その概要を知っておきたいものってたくさんあるからなぁ。
Cは、肉食が環境問題に大きな負荷をかけるということで、菜食に移行している人たちの主張を聞くという企画。個人的にも、肉食離れしている僕ですが、どうもここで展開されている肉食が悪いという論旨がピンと来なかった。「エコカー買うよりも肉食を減らすほうが環境に優しい」と言われても、なんかボンヤリだなぁ。ま、なんとなく主張としては正しい気がするから、もっと一般向けの論旨構築をしたほうがいいと思うです。はい。あと、なんとなく「ベジタリアン」という言葉に違和感。「最近ベジタリアンなんですよ」と言われたら、なんか違和感ないっすか? それよりも「昔の日本の食生活してるんですよ」のほうがいいと思うな。
んで、今号の注目はD。鴻上尚史さんが、先週の『週刊新潮』に「『危ない海兵隊員』とわかっているのに暴行された沖縄『女子中学生』」という記事が掲載されたことを受けて、意見を述べられておられる。曰く、なぜレイプだけが、繰り返し被害者にも問題があると言われるか? 
老人が「振り込め詐欺」にひっかかったとしても、老人を責める論調はまれでしょう。大金を振り込んだ老人に対して、だまされる「スキがった」し、「油断していた」と責める人はいないでしょう。

そしてこうものべておられる。
この『週刊新潮』の記事は、今の所、なんの問題にもなっていません。何十万という中年男性は、なんの疑問もなく読んだのです。それが最も僕を暗澹たる気持ちにさせるのですが、レイプされた被害者が、何十万という週刊誌で堂々と責められる犯罪はただ、レイプだけなんだということを日本人の中年男性は気づいてないのです。

多くの人が注目すべき提言かと思うですね。このように週刊誌や新聞、テレビの報道について自身の感性で「咀嚼する」ということはとても大切。そしてそこで感じたことを、このように疑問として提示されることは、とても有意義だと思うです。やっぱ鴻上さんは素敵です。あと、こういうちょっと重い提言の原稿に対して中川いさみさんが付けたイラストも最高。笑わせながら鴻上さんをしっかりと援護射撃してます。この鴻上&中川いさみの連載は、最高のコンビだと思うですね。文春とか新潮のコラムのイラストって、別にあってもなくてもいいものが多いですが、このコンビは最高です。ずっと続いて欲しい連載。大切にして欲しいですね。




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2008年02月25日

週刊誌時評『週刊ポスト』(3.7)


post08.3.7.JPG今日は『ポスト』にしてみました。主な内容は以下。
@本誌前号「駐車場ビジネス」スクープで国会紛糾!「ガソリン税」1924億円を食い潰す道路天下り役人31団体「給料ボーナス 退職金」全リスト
A私を壊した人気タレント高橋ジョージ、仮面の下の薄笑い
B「井沢元彦VS松平定知「秀吉 謙信 信長に学ぶ戦国武将のビジネス訓」
C胃袋に消えた 第2回 東京マラソン
D「畳の和室で勉強すると子供の頭が良くなる!」

@はガソリン税が、国交省傘下の関連団体への補助金などに多額投資されていることを問題視した記事。「これがガソリン税を食い潰す道路ファミリー31団体だ!」なんて表もあって、ま、たしかに税金の無駄遣いがあるように思われる。それは感じるね。ただ、この役人とか政治家が金をもらいすぎ論は、見方が偏っている気がするんだよなぁ。議員宿舎が豪華すぎるってのも、よく問題視されるけど、話が小さいでしょ。個人的には、政治家も役人も国のために働く人がいい暮らししたりいい給料をもらうことは良いことだと思う。やっぱり有能な人が国のために働いてその結果それなりの報酬をもらうことには、意義はないです。なんか俺たちも貧乏なんだから、役人とか政治家も貧乏しろって議論は、生産性がないですよ。庶民の憤懣が政治家や役人の生活に向くってのは、昔からある話だけど、そこから何かプラスに転換した話は聞いたことがない。こういう企画より、役人の生活を追って、これは民間企業の仕事にしたら年収●円に相当するとか、そういう現状分析でもしてもらったほうがよっぽど味のある企画だと思うですけどね。
Aはまあ、最近テレビでよくみかける高橋ジョージバッシングって感じでしょうか。昔のバンドメンバーの方が実名で告発されておられる。ま、あんまりどうでもいいけど、「歯に衣着せぬ言動でオピニオンリーダー的な存在感さえ漂わせている」という前フリはなんかダウトじゃないですか。なんとなく、ちょっと若い内田裕也みたいなポジションのような気がしてますけどね。
Bは、渋い歴史もの。いいねぇ(笑)。切り口と内容ともに、新しさはあまりないですが、こういう永遠のベタがいいのです。はい。ただベタながらも、このベタネタは初耳だったので書いておこ。
経済状況と、三大武将への好感度はシンクロするという方もいます。日本の経済の混乱期には信長が、成長期には秀吉、安定期には家康が好まれるというのです。

もうベタベタな論理ですが、こういうのが好まれるんですよねぇ。
Cは、東京マラソンを紹介するグラビア。先週から各誌がこぞってこのマラソンをネタにしてたけど、みんな意見を同じくしてたのは「日テレ調子に乗りすぎ」というものw ま、アナウンサーを10人だして、24時間テレビののりで放送してたのは、たしかにゲンナリだしなぁ。というか、こんな放送が視聴率よかったのが不思議。なんでだろね。「なぜ人はマラソンを見るのか」という新書を書けば売れる気がするね。うへへ。
Dは、なんかありがちな提言。畳の主原料であるイグサに含まれるフィトンチッドとかが交感神経に作用してどうだこうだとか書いてあります。ま、真意はよくわからんですが、最近、こういう「子供に効く」とかいうネタが多いねぇ。何を信じればいいのやらで、いちいち反応してたら身が持たない感じ。何かにすがりたい気持ちはわかるけど、大人の対応をしたいところですね。ほい。




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2008年02月21日

週刊誌時評『週刊文春』(2.28)


shukanbunshun080228.jpg今日は文春。主な記事はこちら。
@「愛子さまに会えない」天皇が長官に託した皇太子への怒り
A丸川珠代のマンションから「信号無視」で逃げ去った「小泉チルドレン」
B医療過誤「病院と闘う」7大鉄則
C全国1000人アンケート「私が嫌いな県民」
D<新聞不信>記者は日本史を知らなくていいの?

トップは@で、陛下が愛子さまに会う機会が少ない(要するに皇太子さんがあんまり連れてきてくれない)とお嘆きという記事。単に孫に会えない寂しさで、こういった状況の話が出たわけではないといろんな憶測があるとかないとかそんな記事ですが、ま、いいでしょう。次いきます。次。
Aは、丸川珠代と小泉チルドレンの大塚拓という議員が怪しいという記事。オジサン週刊誌は、この丸川珠代が大好きですねぇ(笑)。しょっちゅう出てきますね。細ネタでも。ま、なにかとオヤジ心をくすぐるのはわからないでもないですけど、ま、どうでもいいですわ。ただ、この記事において、この大塚なる議員は、取材に対してしゃべりすぎだよ!(笑)。
――ご結婚は?
「気の早いこと言わないでください。そういうことは、少しずつ時間をかけて……。この記事で状況が変わるかもしれませんし(笑)」

とかペラペラペラとよくしゃべるねー。たぶんおしゃべりな人と珠代センセから愛想をつかされることでしょう。。。
Bは、医療過誤が原因で病院を告発した医師が記す一般人が知るべき対応策。いろいろ書いてあったですが「病院で手術を勧められたら必ず、他の病院に行ってセカンドオピニオンを得るべし」というのが金言でしょうか。覚えておこ。
Cは、文春お得意のアンケート。嫌いな県民のベスト10は、1位大阪。2位東京。3位愛知。4位京都。5位埼玉。我が京都が4位になったよ!ワーイw んで、ま理由はわりとどうでもいいのが多いけど、ちょっと興味深かったのが9位の福岡。
「悪酔いして、絡む。叫ぶ、泣く、説教する、脱ぐ、抱きつくのが日常茶飯事である。特に筑豊地方では、ゲロを滝のように吐きながら飲むのが美徳とされ、新入社員などでこの地方に配属になると、死ぬほど飲まされる」

なるー。なんか福岡は酒が辛いってのは、聞いたことがあるけど、どうやら本当のようですね。こういう県民性のお話って楽しいよね。テレビでやってる「秘密の県民ショー」とかかなり楽しくいつも見てます。僕。
Dは、特集記事でなく同名の連載だけど、共感したのでご紹介。神奈川県の教育委員会が高校で日本史を必修にしたということを受けての記事で、毎日新聞などは肯定的なのに読売が、「必修として学ばせる内容を決めてしまうのはどうか」と疑問を呈しているという内容。これに対して本稿では、「大学受験のことしか考えていない一面的な内容。ひとりの社会人を育成するには何が必要か、という視点が欠落しているのだ」と喝破する。極めて同感。
日本史は、とても大切だと思う。この国がどういう風にできて、どういう過程が醸成されていったのか。このあたりのことを知ることによって、税金をちゃんと払うとか、国のルールを守るとか、道徳をわきまえるといった、社会通念がみんなの心に浸透するのだと思う。歴史は地域、風土を愛するために必要な学問。絶対に必修で学ばせるべきだと思うけどな。でも、その教え方がたいして上手くないとも思うので、そのあたりはなんとかしたいと思うのでありました。はい。
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2008年02月20日

蜂の子とざざ虫とカエルさん


カエル.jpg月一恒例の『ゲームラボ』連載貼り付けコーナーですよー。今月は、虫を食ったのでした。ムシシシ。

 今回、ご紹介するソウルフードは「蜂の子」である。「蜂」の「子」というわけで、要するに蜂の幼虫。虫である。この虫を食べる文化が信州を中心に存在するというのは、耳学問としては知っていた。イナゴをはじめ、この蜂の子、あと「ざざ虫」なんてのも食べるという。この信州において虫を食べるというのは、海がないことに遠因があるようだ。日本人は、そのたんぱく源を主に魚から採ってきたわけだが、山中にある村落では新鮮な魚をなかなか食すことができない。そこで、虫や田んぼのカエル、ヘビなどをタンパク源としていたわけだ。
 ただ、こういった教科書的なお話は、あくまでも歴史のそれであって、今の社会には当てはまらないものだと思っていた。もちろん郷土料理店などには、こういったメニューが並んでいるであろうが、今の若い子たちにとって虫がソウルフードと呼べるような身近なものであるとは思ってなかった。でも、身近みたいなのだ。
「虫ですか。よく食べてましたよ。イナゴなんか普通のオヤツ感覚で食べてましたし、蜂の子は、ご飯にかって食べてました」
 たまたま知合った26歳の長野出身の女の子はこう話していた。ちなみに、ご飯に“かって”食べるというのは、かけて食べるという意味の信州言葉のようだ。
「じゃあ、やっぱ虫ってのは、あなたにとってのソウルフードなの?」
「そうですねぇ。田舎を思い出す懐かしい食べ物ですかね」
 ほぉ。これはソウルフードだ。この企画では、歴史や名前だけあっても地元の人が親しんでいないものは取り上げない方針だったのだが、若い信州娘が食べていたとあれば、チャレンジしてみたい。そこで、池袋にある「木曽路」という店に赴いてみることにした。
 ここは、都内でも虫が食べられることで有名な店で、イナゴはもちろんのこと、蜂の子にざざ虫も食べられるという。さっそく店内に入ってその3品をオーダー。ただ、これだけだとあまりにも腹持ちが悪そうなのでカエルも頼んでみた。
 まず、カエルさん到着。ゲッ。まんまである。カエルそのまんまの姿である。頭はなくて脚だけの姿だけど、その脚が平泳ぎがたいそう上手そうな脚なのだ。ちょっとひるんだけど食べてみましょう。ガブリ。
 うーん。これはまさに鶏のササミですね。塩加減もいい具合で美味しいです。次に来たのはイナゴさん。これは食べたことあるから安心ですね。うん。佃煮の美味さそのままって感じですね。美味しいです。で、次に出てきたのが蜂の子。見た目はカブトムシの幼虫のすごく小さいヤツって感じでしょうか。ちょっと気持ち悪いけど食べてみると、甘い。甘くて美味しいです。ご飯のお供って感じはしないけど、全然食べられますね。ふむ。
 で、意外と虫も平気だなぁと思っていたところにやってきたのが、ざざ虫だったんですが、これは強敵でした。もう、芋虫そのまんまって感じで、僕が川釣りをするときに捕まえる川虫とそっくり(というか同じ)。うーん。付け合せの大根おろしの白さが、ざざ虫の黒さを強調してより見た目のインパクトがアップしてるんですが、気合を入れて食べました。うん。味はですね、やっぱ佃煮の醤油味ですが、よく言えば「野趣溢れる」、悪く言えば「ちょっと生臭い」って感じですかね。全然食べられるけど、イナゴみたいに香ばしさがあるほうがいいですね。うーん。ご馳走様でした。
 さて、食べて終わりというのもアレなんで、長野市に電話してどれくらい食虫文化が根付いているのか訊いてみたところ「虫を盛んに食べるのは、長野県でも南の方。伊那市とか飯田市ですね」とのことなので、伊那市に電話してみたら、人の良さそうなお爺さんが説明してくれました。
「まあ、虫はたしかに身近ですよ。なかでもいちばん身近なのは、やっぱりイナゴですかねぇ。普通のスーパーで1パック300円くらいで売ってますよ。蜂の子は年々高くなってきていて小さな缶詰が1000円とか2000円はしますね。採る人が少なくなってきてるからねぇ。あと、ざざ虫は、もうだいぶ少なくなってます。市内でも、普通の青虫なんかをざざ虫として売ってたりするけど、あれは本物じゃないっす。本当のざざ虫が採れるような清流が少なくなってるからねぇ」
 なるほど。虫を食べるという文化も、環境破壊とともに衰退しているようだ。郷土の自然を大切にするという意味からも、この文化は守ってもらいたいと思うのでありました。

(CAP)
写真はカエルさん。ご覧のように往時の姿を充分に偲ばせるスタイルで登場されます。でも美味しいよ。

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2008年02月19日

週刊誌時評『週刊SPA!』(2.26)


spa080226.jpg今日は『SPA!』。主な内容は以下だす。
@仲間うち[年収格差]の非情
A男は知らないほうが幸せ!?[独身OL(恥)習慣]ガサ入れ報告
B[中国産食品が日本から消える]とこうなる!
C[♀露出愛好家]の不気味な生態
D[さすがはオタク!]な激特情報情報29連発

ふむ。ま、いかにもSPA!らしい企画群という感じですかね。でも、延々通読している身としては、飽きた感はアリアリですけどねw んで、逐一についてコメントするほどでもないので、ちょっとこの@のような企画というか風潮について書いておこ。

というわけで、この「格差」ですが、とかく「収入」とか「年収」なんてものに対する言葉として用いられるけど、それはそんなに重要なことなんであろうかと思い続けて幾数年。

ま、そりゃお金は大事よ。でも、前も書いたけど、お金は何かを買うためのものだからね。そのお金でどっか行った「経験」とか、人と交流した結果の「人脈」なんてのものは、憧憬の対象だろうけど、ただ持っているだけのお金なんてなぁ。特にSPA!とか読んでいる若いサラリーマンで貯金ばっかしているヤツは、もっと遣ったほうがいいと思うっす。そのお金で、いろいろ自分の身の中に蓄財していったほうがいいと思うよ。

んで、そう考えていくと、この「格差問題」で考えるべきなのは「経験格差」
とか「知識格差」なんではないだろうかと思っております。

例えば、情報をどのように咀嚼するのか。また、どこから得るのか。どう考えるのか。そういった生きる上で必要な知識力の差が、自分から学んでいる人とぼんやりテレビだけ見てる人とでは、もう埋めがたい差が生じている気がする。このことのほうがよっぽど問題かと思うなぁ。ま、この状況はテレビ報道の質の低下など様々な要因があるけど、このあたりの問題でも追及してくれたらSPA!もいいんではないでしょうか。というか、このテーマで何か書いてようかと画策しているのでありました。はい。おしまい。

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2008年02月18日

週刊誌時評『週刊現代』(3.1)


gendai3.1.jpg今日は『週刊現代』。主な記事は以下。

@『モーニング娘。』人気メンバー「悩んだ、笑った」青春の真実
Aスーパーワイド「親子の絆」 この二世に春来りなば
B決定!民放各局女子アナ「NG大賞」
C徹底調査 有名企業40社の“おいしい制度”
Dサッカージャーナリスト中西哲生 爽やか系でも「不倫」

今号は稀に見るネタ枯れ号(苦笑)。頭がモー娘だからなぁ。ワイドも三田次男とか松たか子とかの二世特集。どうでもいいです。。。女子アナ企画は言うまでもなくどうでもいいし、Cとかも、読んでどうすればいいのやら。

こういうネタ枯れのときは、表紙に大きく打ち出すコピーがないので、打ち込み文句が多いんですよね。見ればわかるけど、細かい字で色々書いてありますよね。ま、往々にして、表紙に色々書いてある雑誌&ムックほど、ツマラナイものです。これ、知っておくと便利ですよw

というわけで、ネタのない『現代』は、読みどころがないんですが、町山智浩さんのコラムに書いてあったマケインの話が興味深かった。マケインはアメリカ大統領選における「共和党」の候補ですが、この人は、ベトナム戦争で捕虜になってたんですね。んで、彼のお父さんが軍の提督だったので、交渉のため早く保釈しようとしても、自分だけが早く帰るわけにはいかないとしてこれを拒否し5年半もの間、囚人になっていたとか。んで、その間、いろいろ拷問を受けてその後遺症が今でも残っているそうです。その半生は、兵役から逃れていったブッシュとは大違いで、なかなか筋の通った人のようであります。日本のテレビは、マケイン&クリントンの話しかしないけど、このおじさんもなかなか興味深いっすね。ふむむ。

※先週の文春について追記
先週の文春にこんな記事があった。
「引きこもり」倖田來未「羊水腐る」発言のタネ本
ま、例の「羊水」発言をした背景には、倖田來未が「水は話かけるときれいになる」といった話を信じていたから云々というネタなんですが、この水の話はもう1年くらい前に散々「ニセ科学」として、話題になってて、こんなの未だにひっぱっている点に驚いた感じ。ただ、まだこんなの持ち出す人がいるようなので、この論旨を木っ端微塵に打ち砕いてくれている素晴らしい動画を紹介しておきます。
まん延するニセ科学

これは過去NHKで放送されたものですが、時間がある人は見るといいですよ。躾とか道徳の根拠を科学に求めてはいけないという主張は、みんなが心に留めておくべきことかと思います。はい。

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2008年02月14日

週刊誌時評『週刊文春』(2.21)


bunshun2.21.JPG今日は文春。主な記事はこちら。
@「死刑確実!」毒入りギョーザ事件 中国当局「元従業員」逮捕のXデー
A自動車免許「筆記に26回落ちた」芸能界一おバカはこの人
B紀香になれない「パチンコ大使」神田うのドバイ珍道中
C「ワンフレーズ」オバマに第二の小泉を見た!
D本と出会う場を作るブックディレクターという新職業

今週も頭はギョーザ問題。で、この記事を読んでみると、なんとなく決着も間近のようですな。何でも中国の公安当局は“意図的な混入”という見方を強めているそう。んで、この事件は外交問題にも発展しているので、事実上、党が事件の解決の主導権を握っているのだとか。

となると、お得意の犯人逮捕→悪いやつだから処刑しました→だからもう国としてはこの問題は解決あるヨのコースのようで、今月下旬には中国の要人の訪日が予定されているなどの関係もあって2月22日前後が、問題解決の期限とされているんだとか。

というわけで、2月22日前後に「会社や上司に個人的な恨みをもった人物の犯行」ということで決着をみたら、「あ〜あ」と思うのがいいでしょう。はい。あくまでも「個人的な恨み」で決着するのが既定路線のようです。でも、この場合、日本の被害者とか企業に補償とかあるんかな。ないか。

Aは、巻頭ワイドにあった、ま、表題どおりのどうでもいい記事。ただ、この「おバカ芸能人」を笑う構造って、もうやめませんかね。常々思うけど。単純に自分より下がいて溜飲を下げる構造なんだろうけど、なんか生産性がないというか、短絡的というか、品がないというか、不毛。「おバカでありながら実は●●でした」というのが、本来の芸というかコンテンツのあり方なんだろうけど、その●●の部分をすっ飛ばして、前フリだけで完結させるのって、知識の退化だと思う。「おバカネタつまらん」とみんなが言うべきだな。うん。

Bも同じワイド特集のコネタ。神田うのにツッコミ入れている。記事内で、うのの夫の肩書きが「レジャー産業」になっていることを受け、「パチンコをいつからレジャー産業と呼ぶようになったのか」には同感。んで、2人の関係をこう結びつけている。
この結婚で、夫側はパチンコ界最良の広告塔を、うのは無尽蔵に金を引き出せるキャッシュカードを、それぞれ手に入れ、お互い役立てている。

ふむ。なるほど。これを書いた今井舞さんって、最近テレビ批評家としてよく見るお方。個人的にはちょっと冗長すぎるというか、視点が僕にはちょいピンズレな感じがよくしてたけど、この視点はいいですね。今後に期待しておきまふ。

Cはオバマネタ。オバマの単純なフレーズで国民を熱狂させるのは、小泉に似ているという指摘なんですが、なかにオバマの快進撃を支えている要因のひとつにYou Tubeの存在があるという下りがあった。
オバマの快進撃の背景には草の根勢力がある。その象徴となったのが「オバマガール」。無名のグラマーなモデルが『オバマに夢中』という曲をバックに、なぜか水着姿になって豊満なバストを揺らしながら、熱狂的にオバマを支持する勝手連のようなプロモーションである。

へぇ。なるほど。んで、You Tubeで探してみたら、ニュースで取り上げられたときの動画があったので、どぞ
ただ、最近の日本の報道では、ちょっと取り上げすぎというか、こんなに報道することかと思うのは僕だけ? もっと伝えるべき大切なことは身近にあるんじゃないかと思うけど。

Dは、ベタのニュース記事だけど、気になったのでご紹介。“本棚を編集”して、お金を貰う“ブックディレクター”という職業を紹介している。
幅さんが請け負うのは、企画立上げから本の品揃え、開店後の商品管理、販売促進まで。クライアントが本で伝えたいメッセージを丁寧に聞き出し、本棚を構成していく。

ブックディレクターである幅さんの仕事はこんな概要で、詳しい記事がネットにあったのでどぞ。ネットに押されている街の本屋の復権は、こういう仕事にかかっている気がしますね。はい。


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2008年02月12日

週刊誌時評『週刊朝日』(2.22)


syukan20080222.JPG今日は『週刊朝日』。主な記事は以下。
@日本は「毒入りギョーザ」に何を学ぶべきか?
A(ワイド)日本の「食」を壊したのは誰だ!
B最高裁判所<疑惑の入札>−2009年度導入の裁判員制度は大丈夫?
C 逮捕直前インタビュー、呆れた言い訳、前時津風親方激白150分
D「羊水腐る」発言の倖田來未が傾倒する奇妙な<信仰>の名前

やはり今回もギョーザ関連ネタがメイン。「被害はJTばかり極端分子の正体」なる記事もあり、JTだけが狙われる理由を追っているけど、結局「JTが狙われる理由はよくわからない」という結論。けっこうこの中国の工場とJTの関係はよかったみたいですね。というわけで謎は深まる一方というわけでした。

ま、この謎は謎のままだけど、今回は関連記事がよかった。なかでもAは秀逸。9人の「食」の専門家がそれぞれ私見を述べているのだけど、これがコンパクトながらもいいこと言ってます。
A食より携帯は<遠近感>がおかしい /B復活「赤福」に行列するノー天気 /C農業を破壊した<偽装農民> /D消費期限は「五感」で判断せよ /E自給率を低下させた後継者不足/Fその「おいしさ」は食品添加物 /G学校の授業で教えるべき「教育」/H「コシヒカリ」も中国産が流入 /I中国食材は「毒抜き」調理法で

Aは、青学の福岡伸一氏の意見。食は安ければなんでもいいといいながらケータイには2万も3万も遣う。要するに優先順位の付け方の“遠近感”がおかしいとのこと。ごもっともですね。Cの“偽装農民”の話も知っておくべき話。詳細は割愛するけど、日本の農業政策の拙さが今の現状を招いていると。んで、この根幹にあるのが「農協」の存在だったりするんですが、これについては立花隆が朝日新聞社から同名のルポを書いているので、興味のある人はどぞー。
ま、そんな感じでこのワイド特集はいいです。まとめてブックレットとかにして売ればいいと思うですよ。

次Bは、裁判員制度のPRのために27億円の税金が投入された現状をルポしたもの。これは、魚住昭さんの名著『官僚とメディア』でも指摘されていたけど、このPRのために多額の税金が投入され、なおかつそれが広告代理店と地方紙あたりの大きな食い扶持になってたりするんですね。ふーむ。そもそもこの裁判員制度って、本当に必要なのか未だに不明。裁判員に選ばれたら「絶対誰にも詳細をしゃべってはいけない」らしいけど、絶対しゃべると思うなぁ。ねぇ。

Dは最近話題の倖田発言について。タイトルからすると倖田がなんか変な宗教にでも入っていたみたいだけど、これはこの記事にコメントを寄せた唐沢俊一さんが提唱する「ピュア信仰」なるものを指すんですけどね、この話が、なんだかなぁ(笑)。
ピュア信仰とは私の造語で、一切の汚れを排除したキレイな自分を追及すること。公害が社会問題になった1970年代から見られる思想風潮で、実は倖田はそのシンボル的存在です。今回、ネットなどで彼女を過剰に批判している人々もピュア信者。エロを素直に出し、本音で語る倖田をピュアな存在としていたからこそ、『腐る』発言は裏切りに値した。ピュア信者にとってピュアでないものは攻撃の対象になってしまうのです」

「しまうのです」って言われてもなぁ(笑)。まぁ、そういう考え方もあるのかもしれんですけど、ネットで叩いている人たちは、彼女に“裏切られた”とは思ってないでしょ。ねぇ。
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2008年02月11日

週刊誌時評『週刊現代』(2.23)


genndai2.23.jpg今日は『週刊現代』。主な記事は以下ですよ。
@中国産食品 137社「外食産業」全緊急調査
A逮捕されても帰らない17歳の凄惨「遺体写真」 
B「小泉新党」で政界大再編のカギは中川秀直元幹事長
C豪胆!「18歳」中田翔北海道日本ハム伝説
D海洋写真家・水口博也が「進化する日本の水族館」を活写!「水の中の友だち」

今後の力作はやっぱ@かな。表題通り137社に中国産食材の使用状況やその検査体制と今後の対応についてアンケートしております。ま、採取量が多すぎて「で、どうすればいいの?」という部分においては「各自で考えましょう」的なニュアンスだけど、これはこれで大切。詳細は見てもらったほうがいいけど、すごく大雑把に言えば「ファミレス・コンビニ・居酒屋などではほぼすべてが中国産を使用している」ということ。ま、調べるまでもないという感じだけど、対応がわかれるのはその検査を輸入元などに任せているのか、自社でやっているかという点かな。

ま、でもこういうの見て「コンビニAには行くけどBには行かない」という対応ってなんか非現実的な気がする。「お昼はコンビニのおにぎりでもしょうがないけど、夜は自分で作ろう」とか、こういった自己対応をしたほうがいいと思う。あまり個別の細かい部分で、神経を遣っても意味ないしね。ま、これから食に対してどういうスタンスでいくのかは、みんな一度考えたほうがいいのは、間違いない事実。ただ、「安全で安くて美味い」というのは、あり得ないので、そのへんは理解しておきたい。あと、今回のアンケートで「無回答だった外食チェーン」を実名で発表しているけど、こういうのはアリだと思う。

Aのネタは『現代』がずっと追っていた時津風部屋の事件が、ようやくリンチ殺人として逮捕に至った経緯とその内情を書いたもの。事件が発覚した当時から、
遺体写真を再現したイラストなどを掲載してて「こりゃどう見ても殺人だよな」という見解が多かったけど、今になってようやく逮捕されたことには、疑問を抱かずにはいられない。
「なぜ逮捕までにこんなにも時間がかかったのか。相撲界が政治家や警察に圧力をかけたんじゃないかと疑います」
とは、お父さんの弁だけど、まさに同感。このあたりの事情にこれからメディアがいかに迫れるかがひとつのポイントだろうなぁ。

Bは、ガソリン税の問題で「年度内に一定の結論を得るものとする」という玉虫色の結論から、今後政界再編があると憶測する記事。ま、記事事態にそれほどのバリューがあるわけじゃないけど「小泉新党」とか「小池新党」とか「平沼新党」とか記事が出るとつい読んでしまうね。やっぱみんな新党を求めてるってことかもしれませぬ。

Dは、巻頭のグラビアだけど面白い。今、旭山動物園が始めた、動物本来の生態を引き出す「行動展示」というのが注目されているけど、これは水族館でも行なわれていて、各地に進化した水族館ができている模様。なんかでも「幸せのリング」なる輪っかを吐き出すベールガがいる「島根県立しまね海洋館アクアス」が人気だとか。島根が水族館で注目を浴びるとは、いいんじゃないですか!


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2008年02月08日

週刊誌時評『週刊新潮』(2.14)


20080206sinchou.jpg今日は『週刊新潮』。主な記事はこんな感じ。
@「日中戦争」に発展した「毒入り餃子」シンドローム
A【ワイド】頭にちょっと風穴を
B日本は「地球温暖化」防止の抵抗勢力か
【日本ルネッサンス「拡大版」】櫻井よしこ
C裸祭り「ポスター拒否」を批判した「朝日」の天にツバする広告規制
D「久間元防衛相」が極秘運用するバンコク「疑惑の投資ファンド」

まず、注目はやはり@の餃子問題。今週は、文春と新潮が水曜には店頭に並べていたけど、内容的には新潮の圧勝かと。事の顛末から長文で迫った文春に対して、20もトピックスを立てた新潮。圧巻だわ。並べてみるとこんな感じ。
▼「毒は日本で入れられた」と言い放つ中国幹部
▼中国ネットは「日貨排斥」「市場から出て行け」
▼「やる気ない」町村長官「かけ声倒れ」舛添厚労相
▼中国食品「輸入全面禁止」はなぜできないか
▼メタミドホスだから「これは対日テロだ!」
▼中国「農薬による死者」は1年に何と1万人
▼「着色」「重金属」中国米もやっぱり危ない
▼水が汚染されているので「おでんのタネ」も
▼染料入り「発ガン春雨」は中国人も食べない
▼「エイズ農民」は血液をスイカに混入させた
▼「そば」はセーフ「お茶」はアウトの分かれ道
▼意外に安全という「缶詰」「らっきょう」「梅干」
▼冷凍食品「中国製トレイ」はレンジで温めるな
▼「野菜を洗える洗剤」早くも日本で大売れです
▼「調味料も危険」自衛のためには出汁も自分で
▼回収冷凍食品を間違えちゃった「報道2001」
▼事件で揺らぐ「生協ブランド」の安全イメージ
▼頓挫の危機を迎えている「東京中華街」構想
▼ニセごま油も出回る「北京五輪選手村」
▼危険な中国食品「水際阻止は絶対にできない」

すごいね、これ。実際に誌面に載ったのでこんだけあるんだから、動いた記事本数を想像するとかなりのものでしょうね。この初動の素早さから見ると、最終的にスクープに一番近いのは新潮じゃないかと思った次第。面白かったのは、日本で売れている野菜を洗う洗剤のお話。中国で野菜を洗う洗剤を使っている映像を見たことがある人も多いと思いますが、あの本当の洗剤に近いものと日本で売れているそれとはまったくの別物なんだとか。「元気!おやさい」というその商品は、貝殻からとったカルシウム粉末で野菜に付いた農薬や汚れを取るもので、野菜の味もよくなるらしいです。ふむ。あと、コンビニおでんに対する警告はすごいね。これ読むとちょっと食えなくなる感じです。

ま、この問題、今日のニュースで中国での混入の可能性がかなり高くなったみたいですが、どういう顛末を迎えるのか、来週あたりが山かなぁ。

Aは、いわゆる「ワイド特集」というやつで中ネタがいろいろ掲載されているんですが、どうでもいいと思いながらも読んだ「だから井上康生の新妻は『さげまん』と言われちゃう」という記事で爆笑。ご存知の通り最近、井上康生は不振ですが、その下り坂に入った時期と、この娘さんと付き合いだした時期が同じらしいんです。ま、それだけなら「さよか」って感じなんですけど、それ以前の話がすごい。
彼女は競馬情報番組のパーソナリティをやっていましたが、予想が外れ続け、20連敗以上しました。しかも、彼女が予想した馬が何頭も骨折してしまったのです。いつしか、彼女が予想を書くフリップは“デスノート”と呼ばれるほどでした」

すごい話だなぁ〜。

Bは環境問題。日本の環境問題に取り組む姿勢の甘さや、現在行なわれている対策の主だったものなどを、櫻井よしこさんが書いておられる。

へぇと感心した取り組みに江戸川区のNPOがやっている冷蔵庫の買い替え費用を融資するというのがあった。なんでも、古い家庭用の冷蔵庫とかエアコンというのは、すごくCO2を排出するらしいですね。んで、ここでは冷蔵庫の買い替え費用を最高10万を無利子で貸して、買い替えによって節約される電気代(新しいのは電気代も安い)年2万円分で借金を返済してもらうという取り組み。いいねぇこういうの。わかりやすい。

あと、いろいろ海外の環境対策が紹介されてて、日本も遅れてはならないというメッセージがあったけど、個人的にこの環境問題に必要なのは、ナショナリズムというか、愛国心というか、郷土愛というか、地域愛というか、そういう類のものだと思うです。

なんか企業で取り組んで見た目にいいことしても、なんか本当にこの国とか地球とか、そういうものを大切に思えないと、真剣にできないと思うんですよね。僕は、子どもが産まれてやっぱり、こういうのちゃんとしようと思ったけど、そういうきっかけがないとなかなか思えない類の話。だから地域愛とか郷土愛とか、そういうものを喚起するような取り組みとか社会活動が必要なんでは〜と思っております。はい。

あと、地球を救うってスケールがデカ過ぎるよね。もっと、「世田谷区の緑を増やすために〜」とか、「小学校の●●を守るために〜」とか、そういう手近なものを設定していったほうがいいかと思うね。うんうん。

あと、渋谷の「たばこと塩の博物館」で「幕末の浮世絵と絵師たち」という企画をやっていることがわかったから、行ってようと思ったです。おしまい

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2008年02月07日

スゴブロリニューアルオープン

もう日付が変わっちゃって昨日になりましたが、「スゴブロ」という、面白いブログを集めたポータルサイトをリニューアルオープンしたのでした。エヘンエヘン。

新スゴブロ

というわけで、こちらもご愛顧くださいという連絡でした。あ、それでこのスゴブロ内にある「スゴブロラボ」というコーナーで、いろいろ原稿を書いていこうと思うので、そちらも見てもらえたら嬉しいです。ちなみに、ここで今書いてます「週刊誌時評」ですが、これはスゴブロに移籍させようかと思っておりまふ。しばらくは、こちらにも載せていきますが、そのうちお引越しいたします。ではでは。


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週刊誌時評『週刊文春』(2.14)


shukanbunshun080214.jpg今日は文春です。主な記事はこんな感じ。
@猛毒「メタミドホス」を入れたのは誰だ!
Aガソリン税「突如休戦」水面下の暗闘
B現役職員内部告発 社保庁解体「焼け太り」の全手口
COL1000人が選んだ「私の嫌いな大学」
Dエコノミック「天下の暴論」

まず、最大の関心事はやはり@。まさにこのタイトル通り「毒を入れたのは誰?」と誰もが思っているわけだが、文春は突き止めたのか――と思って読んだんですが、やっぱまだわからないようですな。ま、そりゃ当然か。ただ、こんな分析がありました。
十月一日に製造された「ひとくち餃子」と、十月二十日に製造された「CO・OP手作り餃子」は、後者が二十三日に出荷されるまで天洋食品の倉庫に保管されていた。「その後、二つの製品は、別々の日に天津港を出発し、日本での受け入れ港も大阪と横浜で違います。つまり、工場から出荷されて以降、二つの製品には接点がない」。万が一、日本でメタミドホスが混入されたとすれば“犯人”は少なくとも二ヶ所以上で混入しなければならないことになる。

ふーむ。ま、これからいろいろ情報が出るんだろな。次号、期待。Aは、ガソリン問題。これって何か政治家が勝手にもめてるだけで、大衆まで届いてないネタですよね。そりゃ安いほうがいいけどさ。Cは、「なんだかなぁ(苦笑)」という企画。1位東大。2位早稲田。3位慶應。とか言われてもなぁ。OL1000人が選んでいるから、その根拠も「何か言っても『でもさ』って必ず反論してくる」とか、そんなんだしな(笑)。でも文春ってこういうゆるネタを“確信犯的”に入れてくるから侮れないんですよ。案の定ネットでも話題になっているみたいだし、これはこれで上手なんです。Dは良記事。先週号でも経済記事がよかったけど、今号もいいです。経済とか興味ない人にもわかりやすいし、いろいろオピニオンがあっていいね。
「日本人が大好きなハワイを担保に差し出しますから、おカネを貸してください」ぐらいの姿勢を見せるなら、考えてやってもいいが、相変わらず、グローバル・スタンダードがどうだとか屁理屈をこねるなら、アメリカの放蕩のツケを払うのは、もう一切お断りだ。

経済ジャーナリストの山下さんは、こう論破。たしかに「グローバル・スタンダード」なんて単なる屁理屈だよなぁ。あと、神足さんが団塊世代に「ムダ遣いのススメ」をされているのには、いたく共感。たしかに2007年の団塊世代の大量離職で、3年間で50兆ともいう額の退職金が市場に出るとか言われてたなぁ。ま、こんな先行き不透明な世の中、パーッと遣うより貯金ってことなんでしょうが、それが景気を悪くしてんだもんな。

個人的には、貯蓄額とか年収とか年商とかが「すごい人のバロメーター」になるのは、おかしいと思い続けて幾数年。だって、お金は何かを買うためにあるものだし、その買ったもの、そのお金で経験したものこそ価値があるわけでね。貯金があるってのは、経験したり所有したりすることの準備段階なわけで、それは別にすごくないと思いたい。貯金がない僕からの理想論でした。ほい。

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2008年02月04日

週刊誌時評『週刊現代』(2.16)


現代2.16.jpg今日は『週刊現代』。主な記事は以下。
@福田康夫首相「5000万円脱税」疑惑
A雅子妃 周囲が訝る「空白のランチライム」
B橋下徹新大阪府知事「不肖の父」は朝日新聞拡張員
C『女性の品格』坂東眞理子氏に「品格なき礼状」事件を直撃
D殺人餃子より怖い!「産地表示ナシ」中国産“猛毒”食品全リスト

うーん。今号は苦しいね。@は「まぁそうなの」って感じだし、Aは別にどうでもいいかも。Bは橋下さんの義父が新聞の拡張員で、彼の夜遊び代を橋下さんが肩代わりしているとかいう記事だけど、「それが何か?」って感じ。Cは、盗作疑惑に端を発する騒動だけど、盗作事態もそれほど大事とは思えず小さいね。Dは今、旬の話題だけど、ちょっと毒餃子から時間がなかったせいもあっても、やっつけ感が否めない。

『現代』はスクープをメインに部数拡大路線を走ってるわけだけど、そのスクープがないときは、こんな感じでスケールダウンする。でも、それは仕方ないことだと思うんですよね。そりゃ毎週毎週みんなが関心のあるようなニュースが起こるわけでもないし。でも、そのスクープがないときのヤリクリ方法がなんか間違ってる気がする。今は、書いている側としてもそんなに怒っているわけでもないのに、無理矢理「不正」を見つけて糾弾してる感じだけど、なんか「イチャモン」つけてるようにしか見えない。はっきり言ってこういうのって読後感が悪いです。週刊誌の仕事をしてて思うんだけど、もっと長い時間かけて追ったネタとかあってもいいと思う。ま、それは暇ネタなのかもしれないし、中吊りで客が飛びついてくれるもんでもない。でも、そういった時間かけて作った記事って「がんばってるな」という評価につながると思うんだけどね。あと、いい話とか書けばいいのにと思う。けなしてばかりが能じゃないでしょ。頑張ってる人とか会社とか、感動秘話でもいいけど、そういった部分にスポットを当てることも大切なんじゃないかな。

あと、前から思ってたんですが、週刊誌って野球の戦力になぞらえることができますね。よく「打線は水物」といいますよね。打線は勝つときは派手なイメージだけどフタを開けてみないとわからない。一方、投手力とか守備力は一見地味だけど、確実に勝利に結びつく。

こう例えると、スクープは「打線」だ。当たれば派手だけど、不安定。コラムとか連載は「投手力」や「守備力」。地味だけどここがいいと堅実に読者が増やせる。現代は、守備力が弱いんだな。うん。巻頭と巻末のグラビア企画はすごく良いけど、中のコラムが魅力薄なんだよね。ふむむ。


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2008年02月03日

「観ている」不要なんでは


08slogan.JPG

FC東京の来期のスローガンが
ムービングフットボール
〜ボールも・身体も・観ている人の心も〜

に決まったわけだけど、どう考えても「観ている」は不要でしょ〜。

ったく。コピー決める前に誰かに相談すればいいのになー。相談してくれたら「ん?『観ている』トルだろ。どう考えても。リズム悪いしモタモタしとる」って言ってあげたのになー。

FC東京は、せっかく東京にチームがあるんだから、サポの中で才能ある人にいろいろ発注すりゃいいのになぁといつも思ふ。デザイナーとかカメラマンとかウェブの人とかいろいろいるでしょう。「東京のためなら一肌脱ぎますよ」って人。ファンクラブ通信とか、今だにA4版なのに2段組みのレイアウトとかダサダサにもほどがあんだけどね。つーか、いつもレイアウト使いまわしているだけで、もう飽き飽きなんだけどね。なんとかしたほうが、いいですよー。今年、期待のマスコットができるみたいだけど、なんか不安だ。。。 どうか、ウチのチビが喜ぶやつになりますよーに。あとカボレも不安になってきまちた。。。

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