2008年07月29日

週刊誌時評『SPA!』(8/5)


spa080805hb.jpg今日は『SPA!』。主な記事はこちら。
@なぜか[転職するたび年収アップ]な人々の秘術
A女が「この男、浅いな〜」と心で呟く瞬間
Bエッジな人々 田村英里子
C辺境作家・高野秀行 イスラム飲酒紀行!
Dバカはサイレンで泣く

今号の4Cのメインは@とA。@は、まぁ気になる人はどぞーって感じだけど、職を選ぶ機会が、全般的にもうちょっとあってもいいよねと思うなぁ。というのは、なんとなく今の社会って大卒なりのたった一瞬のタームで出たスゴロクの目が、かなり後まで影響しすぎというかなんというか。かねがね思っているけど、公務員の採用試験とかって30歳からとかにすればいいのにね。ある程度、社会経験を積んだやつが挑戦できるものとか、そういった30歳とか40歳から門戸を開いている職場とかあれば、なんかもっと社会がいい感じで流動する気がするんだけどなぁ。

Aは、まぁ、こういうヤツいるよなーってお話。でも「女の子は浅くても可愛きゃいいの」って時代でもないと思うけどね。

Bは連載インタビューだけど、昔アイドルやってた田村英里子が出てて驚き。彼女は、アイドルやめて単身アメリカ行って『ヒーローズ2』とかに出てるんですな。初めて知った。顔もずいぶん変わったなー。ま、話の内容として、アメリカが競争が一番激しいとか、バイトしながら生活費を稼いだというのは、なんかちょっと前時代的な気がせんでもないけど、こういうチャレンジをする娘さんは立派立派。なんとなく応援モードです。

で、今号の目玉はCでしょ。やっぱ! 『ワセダ三畳青春期』で魂を射抜かれた高野センパイの短期集中連載。パキスタンに行ったとき酒がなくて大変だったというルポだけど、いい感じ。でも、本のほうが面白いかも〜。高野センパイを初めて読む人は、『ワセダ〜』か『幻獣ムベンベを追え!』あたりから読んで欲しいですねー。

で、Dは久しぶりにSPA!の名物読者コーナー「バカサイ」で爆笑したのでご紹介。「巨人の二岡選手へのヤジ緊急募集〜!!」と銘打って、アンチ二岡、モナ万歳!の論戦をはってるんだけど、中学生レベルの愛に溢れていて最高だ! 
「あいうえお作文、お題は巨人の二岡!!」
「二岡の“に”〜!! 二軍で一生!!」
「二岡の“お”〜!! 終わっちまえ!!」
「二岡の“か”〜!! 返せ!! モナちゃんに仕事を!!」

ブハハ(笑)。あいうえお作文が下手すぎるところもグー。ヤジを募集する告知文も中学2年生レベルだ!
つーことで、日本男性の敵となった巨人・二岡選手に球状であびせるべきヤジを募集いたします。うらやましい気持ち、妬ましい気持ちを込めて、ペンを握りましょう!!あのムッツリスケベに、どれだけ僕たちがモナちゃんを好きかわからせましょう!!

いいなー(笑)。雑誌にはやっぱこういう極北的な恣意さが必要だね!

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週刊誌時評『週刊現代』(8/9)


gendai8.9.jpg今日は『週刊現代』。主な記事はこちら。
@同席した女性が赤裸々に証言! 『嵐』大野智「大麻で3P」
A憤激!財務省が震え上がった「暴露本」の中身
B北京五輪直前 メダル候補たちのマル秘エピソード一挙公開!
Cおじさんは白馬に乗って 崖の上の宮崎駿
Dこちら週刊現代突撃班 ニッポンのODA

今号は@が目玉でネットのニュースでもかなり流れてた。嵐のリーダーってのが、大野っていう名前であることと、こんな顔していることも初めて知ったな。ま、詳しくは書かないけど、この目がヤバイことだけはたしかですわ。

Aは、講談社で『官僚との死闘七〇〇日』って本が出ると。これが元安倍首相のブレーンで官僚と喧々諤々やっており、そのときのことをすべて暴露するので、官僚が大慌てで、詳細は本を読んでね――という記事。正直あまりそそられないけど、評判よかったら読も。こういうのって、事実のセンセーショナルさだけだと売れないと思う。『反転』のように葛藤があって、きっちり物語してないとなぁ。

Bは、細かいネタたくさんだけど、あんまり面白くないなー。オリンピック選手って、別に個々人のキャラがそんなに立っているわけでもないから、事前のこういったあおり記事って概してツマラナイ。テレビで全部消化できちゃうネタの最たるもんだと思います。

Cは高橋源一郎のコラム。宮崎駿の大ファンである彼が『崖の上のポニョ』を2歳から宮崎アニメが好きな4歳児と観てきた感想を書いておられる。「お話などほとんど理解できない2歳児が、繰り返し『トトロ』や『ナウシカ』を見たのは、トトロの森や風の谷に行きたかったからだ。行ったことなどなくても、そこが真に懐かしい場所であることを幼児は本能で知っているのである。そして、崖の上に、そんな懐かしい『場所』をタカハシさんはみつけることができなかった」。ふむ。場所論か。そういう考えもありですな。

Dは、週刊現代が連載でやっている漫画で難しい世相を解説しちゃうよ記事。いつもこれ読んでるんだけど、漫画で解説しているわりには、さっぱり簡単になってない。やろうとしていることはアリだけど、いかんせんセンスがないですわ。これ。ちゃんとしたライター雇って、もう一度リスタートしたほうがいいと思うなー。これ。
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2008年07月28日

宮津の飯尾醸造に行ってきました


iio1.JPGこないだ京都に帰省したとき、日本海に面した宮津に足を伸ばしてもう一泊してきたんですが、そのきっかけは飯尾彰浩さんとの出会いでした。

飯尾さんは、宮津にある飯尾醸造の5代目なんですが、この飯尾醸造の話を『日本の「食」は安すぎる』の中で紹介しているんです。んで、やまけんさんが書いたこの記事を僕も読み続けるうちに興味が出てきて、いい話だなぁと思っていたところ、とあるオフ会で出会ったり、また、やまけんさんとの打ち上げに飯尾さんが参加してくださったりして、仲良くさせてもらうようになり、「今度、宮津に来てくださいよ」と誘ってもらったので「じゃ、いく!いく!」ってことで、奥さんとチビも連れて今回、行ってきたわけです。

で、宮津において飯尾さん自らがいろいろ案内してくださったんですが、改めていろいろ感心しました。そのポイントをわかりやすく書くと、以下の3点かな。

@原料となる米をすべて無農薬で作っておられること。
A静置発酵で造られること。
Bできるだけ宮津のものを使おうとされていること。


iio2.JPGまず、飯尾醸造のお酢はその原料のすべてが宮津で作られた無農薬の米なんです。しかも、飯尾醸造の人たち自らが米作りをされている。うーん。これはすごいことだと思う。で、現場に連れていっていただいんですけど、きれいな田んぼだった。田植えのシーズンになると、いろんな人が体験しに来られるようなんですが、僕もチビが大きくなったらぜひ行きたいと思う。写真はその田んぼ。キレイだねー。


Aは、ちょっと説明がいるでしょうから、『日本の「食」は安すぎる』の一文を引用。
こうしてできた米は、酢になる前の酒の原料米となる。大きな釜で米を蒸し、それを水と酵母と麹に混ぜ、タンクに仕込む。こうしてできた日本酒として売り出してもなんら遜色のない贅沢な酒を、おそらく100年以上歴史のある酢酸菌が棲みついている蔵の桶に移し、酢酸菌の膜を浮かべる。これを半年近く静置しておくことで、酢ができあがる。この過程では、時間をかけなければ決して生まれない様々な成分が発生し、芳醇な味わいを持つお酢ができあがるのだ。

ちなみに大量生産される大手メーカーのお酢は1日でできる。1日と半年。この時間の差を考えてもらうだけでも、飯尾醸造が造るお酢の価値がわかってもらえるかと。

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蔵を見せてもらって、タンクの中も拝見したのですが、実にいい香りでした。

Bは、飯尾醸造で使っている米はもちろん、紅芋酢の芋など、できるだけ宮津のものを使おうとされている。もちろん輸入ものなどを使えばもっと安価にできるんだろうけど、宮津のため、地域のためという考えもあってそうされているとか。
飯尾さんが宮津を案内してくれるなかで「ぜひ宮津を好きになってください」と、よく言っておられた。あぁ。本当に地域に根付いたお酢なんだなぁと、すごくいい気持ちになった。そしていろいろ見せてもらって、僕もうちの奥さんもチビも宮津が好きになったです。

iio4.JPG
チビはこのとき生まれて初めて海で遊びました。また、ここに来て海水浴でもしようかと思ってます。

ま、そういうわけで宮津いいところでした。前から何か京都をテーマにして本でも書きたいなぁと思っていたけど、この旅はそんなヒントもくれた感じ。京都といっても、京都市だけじゃないわけで、そういったあまりスポットが当たらない京都を、これから旅してみようかなぁと思っております。

てなわけで、飯尾さんありがとうございました!

で、飯尾さんの飯尾醸造のサイトはこちら。僕は、ここの富士酢を、ここのところ水とかお湯でわって寝る間際によく飲んでます。体にすっと入ってくる感じがとってもいいですよ。

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2008年07月25日

週刊誌時評『SPA!』(7/29)


spa080729hb.jpg今日は、ちょっと遅れ気味だけど『SPA!』。主な記事はこちら。
@[モンスター上司]大増殖リポート
AOL100人が判定 子どもっぽい男[許せる/許せない]の境界線
B新人OLが夢見る[社内のエロシーン]30選
C加藤智大容疑者「ブサイクに人権なし」は本当だった!?
Dドン・キホーテのピアス

今号の一特は@。「モンスターペアレント」なんかの流れで、ぶっ飛び上司を「モンスター上司」略して「MJ」と括って、いろいろ体験談を集めるという企画。『SPA!』らしいアリ企画です。んで、詳細は読んでもらえればーって感じだけど、僕はもう理想の上司像ってのが明確にあって、それは「いつもは黙ってるけど、イザというときだけ頭下げるなりしてケツもってくれる人」。上司に求めるのはコレだけ。
なんかいろいろ言う上司がいるけど、何の役にもたたないことが実に多い。若者向けの雑誌とかの企画とか表紙にまで口出す上司というのが、よくいたけど、そんなのわかるわけがない。なんでバカ上司は、全部において部下より秀でているなんていう、考えてみたらあり得ない姿を演じようとするんだろうか。また、同じ会社でそれが伸びている会社なら、後から入ってきた社員のほうが倍率は高くなるからポテンシャルは高いと思う。なのにそれを認めずに、やたらと専門用語などを使って先輩風を吹かすバカ上司もいるけど、ほんとに困ったもんだ。ま、大局的に見て、8割方バカ上司だと思ったほうがいいよ。若者たち。でも、そういった人たちとそれなりの時間を過ごすことが、世の中の対処法を学ぶということに繋がるわけで、それはそれで有意義なんだけどもね。僕は、フリーになって、周りにバカ上司がいっさいいなくなってから、「バカな人」に対する耐性が極端になくなりました。やっぱりそういう意味でもとりあえずサラリーマンになることは意味があるんだよねー。

ABCは、読みたい人どぞーってことで、すっ飛ばしてD。鴻上さんが山本モナ擁護をしていて、いたく同感。鴻上さんは、『サキヨミ』に抗議メールが1000通も来たことを「じつに嫌な話」として、日本の「世間」がどんどん強くなっていると指摘します。「経済的に余裕がなくなると、精神的にも余裕がなくなります。身分的な固定化が始まると、生まれついての負け組だと自分を固定した人たちが、怨念の声とともに、建前をふりかざすようになるのです。そしてその声をインターネットや発達したメディアが増幅するのです」

鴻上さんは、モナが不倫して「誰が迷惑したのか?」ってことをおっしゃってて、奥さんと子供は傷ついたけど、それは当事者の問題で、世間がとやかく言うことでない。1000人もの人が建前を振りかざして抗議する世の中は、実につまらない世の中であると言っておられる。ホントそだよな。例えば、自分の子供が行ってる学校の先生ならいざしらず、エンターテイメントがウリのテレビのキャスターにまで、建前を振りかざすのは、これホントにつまらない世の中。でも、すごく大きな大衆を相手にしているテレビ&スポンサーというのは、こうスッパリ言えないだろうし、ますますテレビはしんどくなるね。何かで、テレビの凋落が始まったのは「猿岩石のヒッチハイクの旅の一部で飛行機に乗ったことを大衆が指摘して大騒ぎしたこと」なんて書いてあったのを思い出した。このモナ事件もテレビがつまらなくなる一因になったと、後世に残るのかもしれませぬ。
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2008年07月24日

週刊誌時評『週刊文春』(7/31)


bunshubn80731_thum.jpgしばらく京都に行ってたので更新が滞ってましたが、今日から再開。というわけで、今日は帰りの新幹線の中で読んだ『文春』です。主な記事はこちら。

@「大不況」「インフレ」政府はなぜ何もしないのか財界三首脳が憂国の緊急提言!
Aパラレルターンパラドクス 福岡伸一
Bチベットラサの「今」を撮った!
C今時の「すごい写真」は本当に凄い!
D石垣島撮影! 小林麻央

トップは@の経済提言。
御手洗冨士夫(日本経団連会長)
鈴木敏文(セブン&アイ・ホールディングスCEO)
丹羽宇一郎(伊藤忠商事会長)
というお三方の提言だけど、なんだか何か言ってるようで何も言ってないような提言だなぁ。鈴木さんなんて「世の中を明るくする政策を」だもんなー。そんなの誰でもそう思うし、そうしたいけどできてないから「なんか策はないかと」聞きに行ったのにね。そんななか、丹羽さんの「日本再生は中小企業と農業から」というのは、至極まっとうだけどなかなかいいお話。このなかで地方分権を進めているけど、中央官庁が反対してどうにもなんねーって話がある。いろいろ省庁の利権があるんだろうけど、地方分権はぜひやってもらいたいと思うなー。「ウチの県は大学の進学率が一番低いけど、職人の割合がもっとも高くって20代の平均年収は全国で3番だよ!」とか、こういう特性が出てきたら、いろいろ若者も希望が持てると思う。「東京とそれ以外」じゃ選択肢が少ないよ。地方分権、大賛成!

Aは、最近好きな福岡ハカセの連載。サミットにおける環境対策のグタグダぶりから、福岡センセがルネ・デュポスという環境思想家の名前を思い出すんですが、この人の考え方がわかりやすくていぃ!「負荷をかけないというのは、環境の有限性を自覚しながら環境の循環性を妨げないということである」こんな考えのもと、彼が主張し続けた提言が「Think globally,act locally」ヒュー! これはまさにその通り! なんか、遠い外国に花を咲かせるために、ペットボトルのフタを送るとか、そういった類の運動って、やっぱ変な感じ。活動は自分の地域に密接した部分でやりたいよね。

B〜Dはモノクログラビア。Bはラサへの潜入記。なかなか読ませます。Cは、朝日出版社が今度出す『この写真がすごい2008』という本の中の不思議な写真のご紹介。タイトルに既視感があるけど、この本、面白そうだじょ。Dは、この娘さんのキャスターっぷりが大嫌いです。と言いたいためだけにピックアップしただけ。今日は疲れたからショートバージョンでした。おやすみー。
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2008年07月19日

「今がいちばん可愛いですね」の「今」とはいつか?

赤ちゃんを連れて歩いていると、よく「今がいちばん可愛いときですね」と言われる。

これは嬉しい。

ただ、嬉しいんだけど、ちょっと引っかかる。
というのは、産まれてこのかた、ずっと言われているわけでね。「今っていつ?」と聞きたくなるわけであります。

ま、要するに、みんなあまり深くこの言葉の意味も考えずに、赤ちゃんを見ると反射的に言ってるだけなんですよねー。

でも、ボクはそこにこだわってみることにしました。

題して、《「今がいちばん可愛いですね」の「今」とはいつかを考えてみる》。
真剣に考えてみましょう。

で、生まれてからの写真とか動画を見たりして、ひとつの結論にたどり着いたんですけど、赤ちゃんの可愛さには、いろんなファクターがありますね。ふむふむ。って、ま、考えてみたら当たり前の話ですが。

で、ざっくり分けると
@赤ちゃんらしい見た目の可愛さ
A赤ちゃんらしいヨチヨチ感の可愛さ
B赤ちゃんらしい言動の拙さの可愛さ

なんとなくこの3つがあるような。

で、@の見た目の可愛さは、異論もあるでしょうが、断言します。
ズバリ、ハイハイを始める直前が一番可愛いでしょう!

というのは、ハイハイを始める前、だいたい8カ月ぐらいですかね。このときは、まさに「オッパイ飲んで、ネンネして〜」ってだけで、ほとんど運動してないから、プックプクに太ってて可愛い。ハイハイすると、やっぱり体力遣うから、スマートになるんですよね。

んで、僕は、プクプク赤ちゃんが可愛いと思うから、@の見た目が一番可愛いのは、ハイハイ直前と定義しましょう。

で、次は、ヨチヨチ歩きですね。

ヨチヨチ歩きの可愛さは、その転びそうな感じにあります。すぐ転びそうなんで、まさに目が離せない。ここが可愛いポイントですねー。

で、それはいつ頃かというと、だいたい1歳とちょいですね。1歳3カ月とか、そのあたりかなー。わりと歩けるけど、ヨチヨチが残っている。ここがポイントだね〜。

んで、「赤ちゃんらしい言動の拙さ」ですが、これはバイバイするタイミングが遅すぎるとか、「電車」を「ンチャ」と言ったりとか、そういう部分。

これは、いつが可愛いんだろなー。ウチが今、1歳7カ月くらいなんですが、かなり拙さ全開モードだけど、もっと拙くなる気もするし、ここはちょっと観察していずれ結論を出そうかと思いまふ。

なんにしても、成長過程として「次のステージに入る直前」、これがそのステージにおけるもっとも可愛い時期なんではないか――このように当研究所では結論づけておこうかと、思っております。報告おしまい!

※写真は、一番太っていた時期のチビ。プクプクはやっぱいいネヾ(o^ω^o)ノ゙

一番かわいい.JPG


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2008年07月18日

週刊誌時評『週刊文春』(7/24)


bunshun080724_thum.jpg今日は『文春』。主な記事はこちら〜。
@アブない業界「崖っぷち」の50社
A「金とコネ」 大分ウラ口教師の「実力」と「評判」
B「山本モナはサイテーのオンナか?」南美希子、斎藤綾子、泰葉…女たちの「大論争」
C今週のBEST10 花火大会
Dホリイのずんずん調査 

トップは@の企業分析。ヤバイ50社で建設業界とかIT、携帯に居酒屋などいろいろ並んでおるですね。ま、最近思ってますけど、ざっと見て「どうやって儲けてるんだろ?」って思ったところって、やっぱりメッキが禿げるのが早いっすね。あと、素朴な疑問だけど、きっちりと自分の仕事がわかっていて、それをやり遂げようとしている会社って、「急成長」とかする必要ないよな。なんか企業を「急成長」という側面で評価してきたツケが今きている気がする。

Aは大分の裏口教員採用事件。ま、一般報道以上はないけど、下駄履かせてバカを入れるだけならまだしも、優秀なやつを落としているってのが、驚きだよなー。普通の感性で、“落とす”ってのはありえないと思う。ナベツネがライブドアが球団経営するときに「ワシも知らない人などダメ」って言ってたけど、そういう感覚なのかね。

Bは、モナ。今週の週刊誌を席巻してたね、このネタ。要するに語りやすいんだな。キャラが立っているし、誰でも論じることができるし、わかりやすいし、面白いし。と考えると、やっぱモナってスゴイんだと思う。最近、この名前もスゴイ気がしてきた。頑張れモナ〜。

Cは、最近、地味に始まった連載。ま、モノ系を中心に実用情報をベスト10形式でお届け〜というベタな企画だけど、いい連載だと思う。やっぱこういう使える連載は、雑誌に力を与える気がするね。あんまり多くなるとつまらないけど、適度にはアリです。今週は「花火大会」ということなんだけど、全国の花火大会の1位に「びわ湖大花火大会」が選ばれていた〜。びわ湖の花火大会といえば、京都でもかなり行く人多くって、僕もその昔、マツノ君と自転車こいでテントで一泊してまでして見に行ったことがある(笑)。なんでそんな必死こいて見に行ったのかわからないけど、昔は花火って貴重だったしなー。思い返すと、ディズニーランドで普通の日に花火を上げているのを初めて見たとき、なんかとてつもなく驚いた気がする。花火って、そんな軽々しく上がるものだったのかというカルチャーショックでした。今は、どこでも上がっているけど、その分、その価値も減った気がするけどね。

Dは、堀井憲一郎さんの連載。最近、落語ネタが続出で、門外漢としては棒立ち気味だったけど、今号は「身近な人30人にタスポを持っているか聞いた」というネタ。こういう時事ネタのほうが、ずんずん調査は面白いと思うんだけどねー。こんな一節はしごくごもっとも。「これで『わりとまじめな未成年者の購入』は防げるだろうけど、完璧に防げるわけでもなく、『喫煙者の情報も集めておきましょうぜ』という意図が露骨である」。本当よね。ある日、突然、喫煙者宛てに国家から召集令状が届いた――。なんてベタなサスペンスのネタに使われそうだな。タスポな。

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2008年07月16日

週刊誌時評『SPA!』(7/22)


spa080722hb.jpg今日は『SPA!』。主な記事はこちら。
@独身者必読! 共働き夫婦の[家庭内金銭バトル]最前線
A今夜から即実践[猛暑限定快眠術]18の教え
Bドン・キホーテのピアス ついに観たインディ最新作に興奮しきり
Cこれは事件だ 中国産はすべて「毒」という固定観念にも問題はないか?
DNEWS CONVENIENCE 「目の前の現実を見ず600億円を浪費した一大イベントの愚かさ

@は4Cの大特集。ま、興味のある人は読んでもらえればって思うんだけど、この結婚した後、いろいろ夫婦でお金でモメるんだよ〜って特集を、「独身者必読!」とするのは、個人的にちょっと残念。だって、こんなの読んだら結婚しようと思ってる人もしなくなるもんなぁ。こんな苦労があるって、別に雑誌で読まなくても想像すればわかるんじゃね?逆に、今は「こんな楽しいことがあるんだよ!」ってほうが、想像しにくい世の中なんだからポジティブ記事のほうがいいのにねぇと思うわけです。はい。

Aは、SPA!らしいハウツー。いろんな方法が書いてあるけど、個人的な暑いとき寝るコツは、諦めです。暑いもんだと思うことで、克服できます。暑いものをなんとかしようとするから、苛立つわけで。暑いときは暑いからなと寝ればいいわけだと。効果的ですよ。

Bは鴻上さんの連載。鴻上さんが愛する『インディ・ジョーンズ』について綴っておられるんですが、84年に『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』を見た後のことについて綴ったこんな一節に笑った。「見終わった後、後の客が『いまいちだったね』と語ったのを聞いて呆然としました。その客は「『レイダース』のほうが良かったね」とさらにダメを押してて、こんなスゴイ作品をどうしてたった一言で評論できるんだ!?と絶望的な気持ちになりました」

なんかわかるなーw 一般的に、褒めるより批判するほうが簡単なのは自明の理なんですが、あまりに簡単に批判し、それがかつモノがわかったように見えると思っている人が多すぎですよね。「ダメ」とか言う前に「なんでダメなんだろ?」って考える癖をつけたほうがいいと思う。それが思考の訓練ってやつ。ボクも自分の本の論評とかネットで見ますけど、「すぐ読めた」とか批判モードで書いている人を見かけると脱力する。「つーか、キミたちがすぐ読めるようにどんだけ頑張ってると思ってんだよ!」って言いたい気分です。

Cは、神足さんの事件コラム。表題は、まさにその通り。でも、個人的には、同じ質なら国産を買う。いや、ちょっと高くても国産を買うほうが、まわりまわって社会がよくなるというのを、きちんと説明して欲しい&どっかで説明したい気分です。

Dは、特別なことはないんですが、武田徹さんが、サミット批判の中で、みんなが忘れがちなことをわざわざ書いているので、引用しておきます。「地球温暖化とCO2排出量の増加は同時に進行しているが両者に因果性が実証されたわけではない。それどころか、温暖化調査でノーベル賞を獲ったIPCCメンバーの科学者も含めて因果性を否定する反論が、実は数多く挙げられている」

そうなんですよね。ここ大事なんですよ。覚えておきましょう。
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2008年07月15日

週刊誌時評『週刊現代』(7/26)


gndai7.26.jpg今日は『現代』。主な記事はこちら。
@本誌独走スクープ 全公開 秋葉原通り魔 加藤智大の部屋
A秋葉原通り魔 弟は実家へ 「父の懺悔、母の錯乱」
Bまた不倫!巨人・二岡とラブホへ 山本モナの病的「尻軽伝説」
C北京オリンピックまであと3週間 日の丸を背負ったあの日 五輪 それぞれの生生流転
D国際ニュースのソムリエ 福田首相の赤っ恥 世界が哂った“グルメサミット”

トップは@&Aなんだけど、どうなのかねぇ。秋葉原殺傷事件の加藤の家の中を撮影とか、弟が父との会話を報告とか、なんか食傷気味というか、見たい人いるの、これ? 現代はここ最近、この加藤の弟と組んでずっとスクープ!とかやっているけど、なんかなー。読者そこにいるのか実に不思議だわ。スキャンダルとかそういったものが週刊誌の肝なのはわかるけど、ここまで追うこともあるまいよ。

Bは、モナ(笑)。みんななんでモナのことで怒っているのか、よくわからん。だってもともとそんな清廉潔白なことなんて、求めてないでしょ。局アナならまだしもキャスターなんだから。いろいろ経験して「いろんな男性と付き合って経験から言いますと〜」とか言ってくれるほうがいいんじゃね。あんな清純ぶっているけど何の役にも立ってなさそうな小林麻央の何倍いいかわからんわ〜。

Cは、開幕目前となった五輪ネタで、岩崎恭子ちゃんが何しているのか?とか、「あの人は今」ネタ。ツマラナイね。なんか五輪っていっつも思うけど、始まる前は、全然興味ない。関連記事とか全然読んでも面白くない。でも始まってみれば、それなりに興奮する。きっとテレビで見るだけで充分なんだと思うなー。そういうもんであって、活字で何かを読みたいという類のネタじゃない気がするっす。

Dは、サミットネタ。凡庸なネタが多かったサミット関連だけど、ここでは世界各紙の新聞がサミットをどう見たか――というお話。んで、世界各国の新聞が、サミットの料理がいやに豪勢だけど、これでエコが語れるのかといった皮肉が多かったというお話。ま、いわんとすることはわかるけど「日本の食文化は世界一だからさ」とか、そういった言い返す皮肉があってもいいかと思うな。世界の新聞からサミットを見るという視点はいいけど、言われっぱなしも腹が立つという感想でした。おしまい。

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2008年07月12日

TOKYO KIDS


tokyoyuni1.JPG最近、FC東京の調子がよくないので、願掛け代わりにチビユニをチビに初めて着せてみた〜。

けっこうカワイイ〜w

FC東京のオフィシャルには、この幼児用のシャツのほかに、バックに「TOKYO BABY」と入ったロンパースもあります。

赤ちゃんいるサポの人は、これオススメですよ〜。カワイイよ〜。

というわけで、明日の鹿島戦、現地で応援できないけど、ガンバレ〜。

※あ、ちなみにバックはこんな感じです。

yuni2.JPG※あ、ちなみに21日のアウェイ京都は行くじょ。里帰り裏切りダービーなのだヽ( ・∀・)ノ
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週刊誌時評『週刊新潮』(7/17)


sinchou20080710.jpg今日は『週刊新潮』。主な記事はこちら〜。
@口には出せない「ファーストレディ」5人の「評判が良かった人」「悪かった人」
Aサミットの麓にて
B【「現役中国官僚」覆面座談会】北京の「オリンピック熱」はもう冷めている
C何だか怪しい「にわかエコ芸能人」が増えている
D【特別読物】今も「平沢貞通」の遺族と名乗れない「帝銀事件」60年

サミット記事は@とAだけど、フォーカスで培った写真グラビアの力がある新潮はAのグラビア企画のほうが面白いね〜。ここでは、サミット会場そばで、いろんな人がデモしている姿が紹介されているけど、興味深い。右翼、左翼の定番どころから、中国から弾圧されている「法輪功」のデモの様子が紹介されているんだけど、これがすごく整然とした鼓笛隊風で面白い。こういう人たちに取材したほうが、サミットの記事は面白そうだな。

Bは、中国におけるオリンピックムードはいかにという記事。本籍地が北京以外の人は、もう北京に入れなくなっているとか、北京市内の工場は1カ月以上停まっているとか、トホホな話が満載。かなり大掛かりな交通規制と、工場停止で空気汚染を一時的に解消し、人口の流入を制御して、マナーも一時的に向上させるという、なんとも「付け焼刃」な政策は、まさに中国の王道スタイル。もう、誰も喜んでいない五輪になりそうね。

Cは、ま、エコってどうなのよ?という最近の週刊誌で連発されている企画なので新味はなし。個人的に本当にエコかどうかを見破る方法は「モノを売るかどうか」だと思う。「エコだから○○買って!」というのは、エコじゃない。それは商売。

Dの感想は、なんで今、これをやっているのか、わからない。ネタって、流行モノだけやる必要はまったくないけど、ここまで関連がないと、意味がよくわからないっすね。

今日は、土曜日だからコンパクトモードでお届けしました。おしまい。
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2008年07月10日

週刊誌時評『週刊文春』(7/17)


bunshn080717_thum.jpg今日は『文春』。主な記事はこちら〜。
@新聞・TVが報じない「洞爺湖サミット」の汚点
A「枯れセン」ブームに気をつけろ 藤村俊二、蟹江敬三… 「オジさんがモテる時代」は本当か
B「藤木直人さんは妊娠した私を捨てた」
C先ちゃんの浮いたり沈んだり 先崎 学
D仕事のはなし 林原 健

今週はやっぱサミットネタですかね。ま、@は、警備のパトカーが子どもをはねたとか、いろいろ書いてあります。しかし、サミットのニュースってのは、テレビで見ててもツマラナイねぇ。パフォーマンスのためのパフォーマンスを見ているだけで、全然ツマラン。裏の駆け引きとか、そのあたりが見えてくればもうちょっと面白いけどねぇ。

Aは「枯れセン」という初期高齢者男性を好きな女性がいて、今がそれがブームだというけど、本当なのか! というオジサン読者が多い文春らしい特集。いいねぇ。タイトルの「気をつけろ」とか「本当か」ってのが、端から信用してないところがいい(笑)。ま、実際、飯奢ってもらったりするのはいいけど「恋愛対象ではないですねぇ」って声が多かったという調査報告になってるんですけどね。ま、そらそっか。

Bは、なんかネットでもいろいろニュースになってたからつい引用したけど、こんな兄ちゃんが何をしようが、どうでもいいですわ。

Cは、棋士の先崎さんのコラム。この人は安定して上手ですね。棋士はなぜかみんな文章が上手い印象です。今号は「スパゲティ道楽」というお題で、フライパンでスパゲティを作る技のご紹介。フライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクと唐辛子入れていい感じになったら、そこにお湯とトマトジュースを入れて、そこにスパゲティを半分に折って直接入れちゃう。そんで、いい感じになったら完成という技。なんでも、鍋で茹でたのと味が違うけど、旨いらしい。今度、やってみよ。

Dは、最近好きな連載。今号は、岡山にある「林原」という会社の社長さん。「岡山の“水飴屋”が世界のバイオ技術をリードするまで」とリードにあるように、元々水飴屋だったこの会社が、なぜ世界中で使われている「夢の糖質」トレハロースや抗がん剤に使われるインターフェロンの開発に成功したのかというお話。かなり、いい話の連発なんですが、このあたりがよかった。
不況の時代の会社は単純で「儲かるものだけやれ」となりがちです。しかし、損得以外の価値がないものだけでやるのであれば、アホでもできる「流行中で需要のあるもの」しか仕事にできない。会社はそれぞれ自由に経営できるはずなのに、全部が損得の基準だけになるなら実につまらないことです。「儲からないけど保存するべき仕事」を、採算が合うように工夫することこそ、若い人の創造力を伸ばし、生かす唯一の方法であり、また本当のビジネスではないでしょうか。

いい言葉。昨今の、ウン億儲けるとか、成り上がりとかそんな類のビジネス書とは一線を画したお言葉の数々は、実に素晴らしいメッセージで、これだけでも読む価値あり。いいですねー。この連載。木村俊介さんという書き手も若いし、これから応援したいと思います。
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2008年07月08日

週刊誌時評『週刊SPA!』(7/15)


spa080715hb.jpg今日は『SPA!』。主な記事はこちら〜。
@するだけ損![ムダな努力]総点検
A[SEXよりオナニーが好き女]急増の大問題
B[ブログで成り上がり]成功者カタログ
Cこれでいいのだ!
D佐藤優のインテリジェンス人生相談

4Cのトップ特集は@。最近、仕事術とかスケジュール管理とか、そんなの流行っているけど、これもその亜種的な企画かねー。で、この記事の詳細とチトずれるけど、僕が思う無駄について。

物事には、「目的」と「手段」がありますよね。僕らの仕事の「目的」は、面白い本を作ること。ちょっと捕捉すると、かつ売れて、かつスケジュール通りに出ることかな。
で、そんなの当たり前なんですが、この「目的」を忘れて「手段」をさも「目的」のように言うヤツがいますよね。具体的に言うと、最初の打ち合わせに来て期日の話ばっかするヤツ。「いやさ。最初なんだから、もうちょっと面白い本の話でもしましょうや」と、言うときもあるけど、たいてい「ふーん」って感じで見ちゃうわ。そういう人は。スケジュールなんか単なる「手段」だろよ。そこに必死になってどうすんの。仕事始めたばっかりの人は、大枠の目的が見えないから、「手段」に固執しちゃうのはしょがないけどねぇ。(ま、とはいえ、僕は驚くほどスケジュール厳守人間ですけどね)

とはいえ、こういう人多い。「手段」と「目的」は明確に意識したほうがいいですよ。「俺、何のためにこれやってんだろ?」と、たまには思い返してみるとよい。そこで出た答えを忘れないようにしなきゃなー。

AとBも、4C企画。Aは、ま、SPA!らしい針小棒大企画かのぉ(笑)。ま、雑誌はこういうもんです。Bねぇ。ま、いろいろ言いたいこともあるけど、「ブログ」=「成り上がり」というタイトルセンスは、わかるけど、なんだかなぁ。もっと違うアプローチで見たいです。

Cは、福田&坪内対談。「『死に神』に本気で抗議するとは。シャレに怒るって恥ずかしいよ」ってことで、こないだの鳩山法務大臣を揶揄した朝日のコラムについて。タイトルにもあるように、シャレに怒るなとご両人の意見だけど、そうかなぁ。鳩山さんの腹が出てて「タヌキ」などと揶揄するのは、シャレで済むけど、この場合の「死に神」はシャレで済まないでしょ。鳩山さん以外にも、当事者がいる話なんだからさ。こういうときに持ち出す達観気分とか、なんか見ててヤな感じだのぉ。

Dは、巻末にある佐藤優の人生相談記事。連載始まったとき佐藤優には、人生相談なんかやらせないで、もっと時事とか語らせろ〜と思ったけど、なんとなく面白くなったというか、いい感じ。この人、たぶん不器用だけどいい人なんですな。今回は、学生だけど金がなくてなかなか思うように勉強できないという学生からの相談。こんなことを言っています。「もし、経済的理由で学業が続けられない状態になったら、編集部経由で連絡をください。神学部時代の友人と連絡を取り合い、できる範囲でサポートをします」。ふむ。なかなかこんなこと書けないよ。立派。
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2008年07月05日

週刊誌時評『週刊文春』(7/10)


bunshun080710_thum.jpg今日は文春。主な記事はこちら。

@信州そば、越前ガニ、芦ノ湖ワカサギ… 徹底調査「名物」の産地を疑え!
A「大三国志展」と選挙の気になる関係
B「疲れて寝込む警官」と「デモ隊」を分ける人壁
Cオシム独占インタビュー 「脳梗塞からの生還」
D仕事のはなし 佐藤 卓

まず@は、また最近続出している食品偽装問題。この特集の中で鰻に関してこんな記述があった。「日本の国産ウナギは、稚魚の量から推計して、蒲焼にして1万3千トンと見積もられています。それに対して、実際に国内で流通している『日本国産ウナギ』は2万5千トンから3万トンある。つまり、半分近くはどこから来たウナギかわからない。このことは業界では古くから知られてきました」
ふむ。要するに、ずっと隠されてきた負の因子が表面化しただけなんだな。しかし、このウナギの偽装業者って、中国産を四万十川産と偽装してボロ儲けしたのに行政指導だけなの?なんかおかしいよな。なんで詐欺罪で告発できないのか理解できん。

Aは、八王子の東京富士美術館で行なわれていた「大三国志展」なるイベントが20万人目前の来場者数で大盛況だけど、この美術館は学会系のもので、このイベントも選挙対策かもよ?という内容。ま、個人的には学会云々よりも、三国志イベントが盛況という点が嬉しいのぉ。また、本、作るか。

Bは、巻末のモノクログラビアなんだけど、すごい写真。韓国におけるアメリカの牛肉輸入再開に始まったデモの話なんですが、デモ隊に対峙する第一線の警官の後ろでは、待機の警官がだらーんって路上で寝ているという図。実にシュールで、趣があるね。それにしても、韓国の人は、なんで牛肉問題でこんなに怒っているのか、実に不思議。ラジオで勝谷誠彦さんが「これは米騒動に似ている」と言っていたけど、そんな感じもするなー。もう騒動が目的で、原因は置き去りなのかもしれんですね。

Cは、オシムインタビュー。実にいい。サッカーの話とか代表の話は、半分以下で病気の話とかだけど、オシム節は健在。取材者のオシムに対する尊敬の念がきれいに表れている読んでて心地よい記事ですね。

Dもインタビュー。仕事の哲学を聞く地味だけどいい連載で、今号は「おいしい牛乳」などのパッケージデザインをしたデザイナーの佐藤卓さん。こんな言葉が印象的。「新しさは刺激的に見えて貧しさかもしれません。そもそも、ほとんどのものが何かの文脈の上に生まれるのだから、デザインの新しさって、人をダマしているものなのかもしれませんよ」。実力のある人ほどこそ、こういう自作に対する冷静さを持っておるですよね。その他にもいい言葉満載で、このインタビューはよかったです。はい。
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2008年07月03日

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

「いいよ〜」とは聞いてた『反転』。文庫化されてやっと読んだけど、面白いねー。表紙にもある著者の顔がなんとも好きになれないけど、いいねー。

あらすじ説明のために幻冬舎のサイトの文章を引用すると。。。

「落とし屋」鬼検事として恐れられた伝説の特捜エース検事は、弁護士に転身して「裏」世界のヤクザや事件の主役たちを弁護するようになる――。

ま、こんな感じなんですが、初めて博徒やヤクザの小説を読んだときの高揚感がある。その高揚感を支えているのは、やはり圧倒的なリアリティ。ここまで書いて平気なのか、というくらい何でもかんでも実名で書いてある。そこだけでも驚き。以下、メモ代わりに印象に残ったフレーズとともにプチ感想。

◎人間社会には汚い世界がある。必然的にドブを生む。犯罪者は、そうしたドブのエキスを吸いながら、罪を犯すのである。検事を含め法曹界におけるわれわれの仕事は、しょせんその「ドブ掃除」にすぎない。正義を振り立て、人をリードする職業などではない。人間のやったことの後始末をするだけだ。それも人間のいちばん汚い部分の後始末である。
→こうやって自分の職を達観して冷静に見れる人って、基本的に信用できると思っている。

◎最近、「国策捜査」という検察批判がよくなされるが、そもそも基本的に検察の捜査方針はすべて国策によるものである。換言すれば、現体制との混乱を避け、時の権力構造を維持するための捜査ともいえる。
→そうなんだよなー。いろいろ見たり読んだりしていくと、国策捜査って、実は当たり前のことなんだよな。逆に国策じゃなかったらヤバイって考え方もある。

◎問題は現役のヤクザだ。現実には暴力団組員に定職などない。だからヤクザには執行猶予などつかない。
→執行猶予とは、更生の可能性があるから付ける。そのためには定職が必要という論法ゆえ。

◎あの田中角栄でさえ、保釈後は毎日オールドパーを一本あけ、身体をぼろぼろにしていた。あげく脳梗塞で倒れ、見るも無残な最期を迎えた。あれだけの大物でさえ、そうだった。果たして、俺に耐えられるだろうか。
→リアリティの極みは、田中森一自身が、逮捕され判決を受けるまでの、この怯え。迫真です。

ま、そんなわけで「イトマン事件」の裏だとかは、経済音痴の僕には、今ひとつ理解できなかった面もあるけど、ズバリ面白本です。これ。検察官とか、弁護士といったなじみの薄い人たちに対して、リアリティを抱くためにもいい一冊だなー。実名バンバンだし、事実関係複雑だし、書き下ろし800枚だし、編集者は死ぬほど疲れただろうけど、いい仕事です。はい。


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2008年07月01日

週刊誌時評『SPA!』(7/8)


080708hb.jpg今日は『SPA!』。主な記事はこちら〜。
@全26職種から決定! [精神的にキツい仕事]グランプリ
A実録[復讐100倍返し女]の恐怖
B濫立する[お笑いスクール]の光と影
Cタイゾー事務所SPA!支店
Dエッジな人々 水木しげる

えーと、今週は4Cのメイン企画は@とAね。@は、まぁSPA!らしい企画ですかね。ただ、テレビのADが辛いとか、ちょっと紋切り型すぎかなー。体力が辛いのは、実は本当は大したことないと思う。精神だよなー。Aは、まぁ。気をつけてと。「彼氏が話を聞いてくれないと、ゴールデンボールを蹴り上げる」とか物騒なことが書いてありますw

Bは、モノクロ記事。ま、詳細は読んで〜って感じだけど、お笑いを学校で学ぶということからして面白くない。これってお笑いを学びに行ってるというより、コネ探しに行ってるんじゃないの? イッセー尾形みたく海外でドーンで笑いを取るようなプロを目指して欲しいね。んだんだ。

Cは、杉村タイゾーの連載で、普段はあまり読んでないんだけど、今号は「子育て支援政策」についてだったので、読んでみたのだけど、酷い。内容じゃなくて、文章が酷すぎ。これ、役所に問い合わせて、その返答がファックスかなんかで来たんだろうけど、そのまんま載せてるでしょー。一文がメチャ長いお役所文章そのまんま。これをタイゾーとの対談形式で載せているけど、これはダメだろ。まったく対談の体をなしてない。編集者。ちゃんと仕事しなさいよ。

今号で一番よかったのはDの水木先生のインタビュー。この人は、やっぱりサイコーですわ。年をとった人の格好よさを体現してる。話もいいよ〜。
水木 SPA!のような雑誌には、弱き人たちのために、ウソでもいいから希望を与えるような記事があったほうがいいね。
――ウソでも、ですか?
水木 水木サンだってたくさんのウソをついてきたからね。自然に上手なウソがつけなきゃ、面白い漫画なんて描けないでしょ。ウソでもいいから、金持ちになれるとか、少し幸せになれるとか、何か希望を持てるようなメッセージがると、人は解放された気分になるんじゃないかと思うねぇ。
――先生、まさかいままで話してきたことも全部ウソってわけじゃ?
水木 そうかもしれませんよ(笑)

ふふふ。打って変わってこの原稿の担当編集&ライターさんはお上手〜。ゲゲゲの鬼太郎の映画の話なんて、ほんのさわりだけで、SPA!へのアドバイスとか書いてるんだもんな〜。いいよ〜。やっぱ、この人はいいです。あと、水木センセは自分のことを「水木サン」と呼ぶんですよね。これ、出版会のトリビアね。
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