
@「強欲資本主義」が自爆した!
A金融マン緊急大座談会「銀行のババ抜き」で中小企業が死ぬ
B2008秋 「おバカドラマ」の落ち葉拾い
C風まかせ赤マント椎名 誠
D夜ふけのなわとび林真理子
で、今号も経済ネタがメイン。100年に一度の経済危機とか言ってますけど、そうなのか? 一応僕も極小企業の経営者だけど、全然実感がないな。上げ潮にも乗ったことがないけど、こういった下げ潮にも乗ったことがない。ま、それはそれでいいことだとしておこう。ってなわけで、@のような大きな話は実感がないのでピンとこないけど、Aのような座談会は、門外漢でも興味をもって読めていいですね。こんな言葉が印象的。「トヨタの人と話しても『ウチは町工場のような部品メーカーの技術力があってこそ。そういう中小企業が潰れてしまうと元には戻らない。だから潰さないでくれ』といいます。銀行にも日本のモノづくりを支える技術力に対しては、融資すべきという意見もある。でも、目先のことを考えると融資を引かざるを得ない」。ふーむ。要するにみんな一番大切なものが何かわかんなくなってんのなー。
Bは、ドラマネタ。ドラマなんてついぞ見なくなって久しいですが、「『OLにっぽん』も『セレブと貧乏太郎』も、どっちも完全に『仮タイトル』のセンスだと思う」という一文に笑った。確かに(笑)。前から思ってるけど、企画書の仮タイトルのセンスが悪い本ってたいていダメだな。仮タイトルから上手につけられない企画は、高確率でコケると最近思ってます。特に書籍はそだな。
CとDは連載。Cで椎名誠さんが最近、ラジオが楽しいって書いてて同感。今、仕事場にラジオ持ち込んでAM聞きながら仕事してます。TBSラジオって面白いねー。「ストリーム」お気に入りで大好きです。Dは林真理子。不況で不安って言葉から始まってこんなこと書いてる。「貯金なんてほとんどしていないし、明日はどうなるかわからないフリーランスである。大不況がやってきたら、真っ先にお手上げだ」。真っ先って。誰が? これは、なんかの嫌味なんかな(笑)。その後、なんかワインパーティーに行った話とか書いてあって感じ悪かったです(笑)。おしまい。