2009年05月24日

おおきく おおきく おおきくなあれ

こないだ、まついのりこさんの取材をしたんですよ。

最近、子育てした人はけっこう知ってると思いますが、まついさんは絵本作家なんですね。
んで、このまついさんの本は「ファーストブック」、つまり赤ちゃんに与える初めての絵本として区なんかでも配っているところもあって大人気なんですよ。

僕もチビが生まれる前に、まついさんの本をもらって『じゃあじゃあびりびり』とか『ばいばい』なんて本を見せていたわけなんです。ただ子供は喜ぶんですが、このまついさんの本は、大人にとってはなんか不思議なんです。犬の絵に「ワンワン」とか擬音が書いてあるだけとか、なんか大人が想像する絵本っぽくないんです。でも赤ちゃんは大好きだからきっとなんか秘密があるんだろうって思って、取材に行ったわけです。

その話は、最近出た『0歳からはじめる教育の本2』というムックに出ているので、興味ある人は読んでもらいたいのですが、その取材の際、まついさんが紙芝居をやってくれたんですよ。まついさんが作った紙芝居。これが、すごく面白いのでご紹介しておきます。タイトルは『おおきく おおきく おおきくなあれ』。

一般に紙芝居というと『黄金バッド』のような物語だと思うでしょうが、これは参加型といわれるものなんですね。みんなで「おおきく おおきく おおきくなあれ」と唱えるとブタとかケーキが大きくなる。みんなの掛け声を合図に紙芝居をめくっていくわけですね。これがシンプルなんだけど、子供がすごく喜ぶこと請けあい。うちのチビも大好きで、いつも「やってやって」と言ってます。

紙芝居ってこんな面白いんだぁと、ちょっと目うろこのこの作品。赤ちゃん家庭は一冊もっておくと、友達が遊びに来たときなんかにもすごく重宝します。オススメ!


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2009年05月19日

『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』

小林弘人さんといえば「こばへん」の愛称で有名で、僕も昔から『ワイアード』とか『サイゾー』の初期はすごく編集の参考にしてました。デザインとか格好よくて、今でも保存版でたくさん所蔵してます。『R25』とかも初期に『サイゾー』にデザイン似ていると言われてたけど、影響受けている編集者は多いんじゃないかぁ・。そんな人ですね。
(ちなみに、サイゾーの初期に、高橋がなりさんがコラム書いてて、これはすげー面白い人だなぁと思ってたら、『マネーの虎』が始まってあれよあれよと大ブレイクしたこと覚えている。なんか「他とは違うことやるぞ」スピリッツに溢れてて好きでした。なんか予算は少ないけど、金遣っているように見せるゾ!という「やりくり感」もよく参考にしてました)

んで、そんな「こばへんさん」が、綴ったメディア論。ま、タイトルにあるような感じなんですけどね。すごく大雑把にいえば、既存のメディアに対するダメ出しと、ネットメディアに対する「過剰な期待はしないでよBUT可能性はあるよ論」ってところでしょうか。読みどころは、出版界へのダメ出しですね。面白い。

いわゆる「出版業界」ってのは、「取次制度依存業界」なんですよね。


ズバリ言えば、まさにそう。そういうこと。僕なんかいわゆる外部スタッフ的に出版社の人と会ってますけど、「これは独自のノウハウを蓄積しているなー」っていう出版社って、半分もないんじゃないかと。3分の1もないかな。4分の1かな。この人、楽しそうに仕事してるなーって編集者も少ないね。半分もないね。10分の1もないかな。

実は雑誌社が気づいていないのは、信頼に足るはずだった自分たちの媒体が、出稿企業へのご機嫌伺いにより、提灯記事のオンパレードとなり、それをマニアたちに見破られていることです。


わたしたち出版人が身につけた力とは、印刷所への入稿のためだけのものなのでしょうか? わたしが出版を通じて学んだ「編集力」は、入稿までのスキルのみならず、サービスや商品、ブランドのプロデュース力でもあり、未開の分野を開拓する能力や人を動かす力でもあり、交渉、仕切りや進行、予算管理、資金集め、パッケージング、ひいては不可能だといわれていることを可能にする、ビジネススクールでは学べない特殊な才覚を発揮できる職能だと信じています。
大切なのは出版(=メディア)魂や編集魂であって、編集者というのは肩書きではないと思っています。あなたがメディアであればいい。メディアのワイルドサイドを歩け!と若い編集には言うのですが、「本当は、大手出版社に行きたかった」と言うのを聞いて、ずっこけてしまいます。


いい言葉。

ちなみに、ネットにおける可能性とかビジネスヒントなんてのは、興味のある人が自分で読んでみてください。でも、ほとんどの人は、例示されているものがアメリカのものだったりするので、対岸の火事なんだろうなぁと、思うけど。僕的には「編集とは情報のハブ作りである」という言葉から、なんとなくヒントをもらったように思った次第でした。

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2009年05月15日

民主党―野望と野合のメカニズム

民主党のことが、よくわからないのは勉強不足かと思って読んでみた、その名もずばり『民主党』だけど、こちらの勉強不足というより、そもそも党として「これです!」ってのが、ない訳なんだなというのが改めて確認できた本ですな。

要するに、自民党でも、旧社会党でも、新進党でも、なんかうまくいかずに分裂した人たちが、選挙の互助会のために集まってきたのが民主党。それが、反自民という風に乗ってここまできたけど、出身母体がバラバラすぎて、統一した見解とか指針が打ち出せずにいるわけですね。

「政権政党」という立場が絵空事ではなくなった以上、民主党は曖昧なままの基本政策について、内部対立や亀裂を恐れず、徹底的に議論し、党として明確な方向性を打ち出すべきだろう。


こう著者の伊藤惇夫さんは〆に書いているけど、そりゃそうだわな。

そもそも、日本人の投票率が低いのは、政党ごとの選挙における指針が曖昧でわかりにくいことに、起因している気がするな。

どんなアクションでも、必ずプラスとマイナスがセットで引き起こされるはずだけど、マイナスの説明がないからわけがわからん。

そりゃ福祉が充実してて、税金が安くって、住み良い街にみんなしたいけど、そんなうまくはいかんだろ。

A「福祉を充実させるけど消費税とか高くなるよ」
B「消費税など今のままにするから、福祉とかは当てにせず自分で老後のこと考えてよ」

本来、こういった二択になるはず。これが選択というものだ。今の自民と民主って、なんか選択というか、「どっちの馬が速いと思う?」って、賭けみたいな感じがするな。
そういうことなのかな。違うだろな。ね?

あと、この本には、民主党の歴史がつらつら書いてあったわけだけど、もう3、4年前のこととか、全然覚えてないことに、笑いすら覚えました。

ここで突然クイズだけど、民主党の管直人が「未納三兄弟」と揶揄した自民党の3人って誰だか覚えてます?


チッチッチブー。

答えは「麻生太郎」「中川昭一」「石破茂」でした。なんか今年のキーパーソンばかりだ。今年は、未納三兄弟の年だったのだ。

※この本、なんか民主党の歴史ばかりを繰り返し述べていて新書としては間延びしている印象。こういった歴史にプラスして注目の人とか、政策のポイントなんかをもうちょっとビジュアル的に見せてもらったほうが読者としてはありがたい。こういう企画、ブックレットで500円とかでドーンと巻けば、けっこう売れると思うんですけどね。


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2009年05月12日

みいつけた!

NHKの教育テレビで平日の朝9時15分からやっている『みいつけた!』のエンディングテーマが、最高のデキだ!元気がグーンと出る最高の音楽なのだ。歌と歌詞はトータス松本。ブラボーだ! ブラボーすぎるので動画と歌詞を貼っておこう。CDが出たらぜひ買いたい。



歌詞はこれだ。いい歌詞だ。元気いっぱいになるね!

みいつけた!
作詞・作曲・うた:トータス松本

まん丸い ほそ長い? どれくらい? でこぼこざらざら
においはどう? 突いてみ? おもしろい? 朝から晩まで

さあ探そう 登ったり掘ったり
すべって転んで どこまでも

愛のタマゴ タマゴ あたためよう
きみのタマゴ なにがでる?

割れたりか枯れたり いろいろあるけど
気にしない 気にしない
すぐまた見つかる かならず見つかる いくらでも

愛のタマゴ タマゴ あたためよう
きみのタマゴ なにがでる?

さあ探そう


元気が出るといえば、全然関係ないけど、こないだ朝日新聞で、「裁く」ための練習帳が紹介されてた。ブックファースト新宿店(文庫・新書担当)の中村亜見子さんが、「死刑判決の下った事件に限らず、実際にあった事件の概要と判決がQ&A方式で書かれ、さらに対話式の解説もついた入門書。法律用語が苦手な人にも読みやすく、裁判の仕組みを理解するにはおすすめだ。」と勧めてくれていた。ありがとう亜美子さん!ブックファーストの新宿店は、見やすいし、品揃えのセンスがいいので大好きですよ!
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2009年05月08日

交通会館「木のテラス」


terasu.JPGGWでしたね。って、まだ最中なのかな。

ま、そんで、こういう連休には、どこに行けばいいのかと、特に子連れの人は頭を悩ましたと思います。

そういう需要の受け皿として「子供と遊ぶ○○」なんて本が売ってて、パラパラ見るんですが、なんか僕が欲しいもんとは違うんだよなぁ。

そういう本って、ディズニーに新しいアトラクションができたみたいな、もともと遊ぶための施設を紹介してるわけだけど、そんなの自分で調べりゃいいしね。こんな本で遊園地の存在とか初めて知る人って、そんなにいるんかいなとよく思う。そんな情報よりも、もっと近場だけど、行ってみるとけっこう楽しいとか、そういった情報が欲しいんだよな。僕ね。

やっぱ子供と遊ぶとなると「今日は一日遊ぶぞ!」っていう「休日レジャーモード」ばかりだけど、もっとスケールが小さいものがいいんです。買い物に行ったとき、ちょっと時間が余ったから遊びに寄ったら大喜び!みたいなね。そういう場所とか知りたいんです。僕な。

で、そういうちょっと知っておくと、子供がプチ喜ぶ場所を収拾しているわけです。僕ちんね。んで、誰か知ってたら教えて欲しいわけだけど、例えば僕のオススメのひとつは、有楽町にある交通会館3F「木のテラス」。

この有楽町の交通会館というところは、知ってたり前を通った人は多いと思うんですけど、意外と入ったことのある人って少ないでしょ。でも、ここいいんですよ。

というのは、ここって有楽町駅の前にあるんですが、この3Fのテラスの目の前を新幹線が通るんですよ。だもんで、ここでボンヤリ過ごしてたら、その前を新幹線がビュンビュン通ってね。いや、ビュンビュンじゃないな、東京駅を発車したばかりの新幹線がゆっくりゆっくり通り過ぎるんです。

これがなかなかいい眺め。うちのチビみたいな電車好きはもちろんですが、普通のお子さんでも楽しいと思うです。あと、この交通会館の1Fには、全国の物産を売ってる店があってですね、そこでソフトクリームでもゲットして見るのがいいなー。銀座あたりに買い物に行ったお父さんと子供の、最適な時間潰しスポット間違いなしです。もちろん無料。ぜひ行ってみなさいお父さん!って感じなんですよ。

そうそう。あとね。このテラスよりちょっと上から目線で新幹線や在来線がとてもよく見えるのが、交通会館の隣のイトシアなるビルにできた「トラットリア コルティブォーノ」。ここのテラス席は最高です。お店の人も優しいし、電車もよく見えるし、リーズナブルなイタリアンランチが実によかったです。ここもオススメ〜。

ま、そんな感じで、ここんところは、こういった「子供用というわけじゃないけど子供が喜ぶ場所探し」が、プチテーマだったりするというお話でした。おしまい。

posted by okataco at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | チビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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