2010年06月17日

久しぶりに読書感想文でも

☆『東京の副知事になってみたら』猪瀬直樹
最近、都政とか地方行政に興味があるから読んでみた。

子どもが生まれると、どうしても地域行政に関心が出てくる。ま、うちの子どもは、まだ保育園にも行ってないから、近くの区の施設でどんな行事がやっているのかとか、そんなレベルからの興味なんですけどね。でも、いろいろ調べたり見るようになると、区とか都がやっていることって、なかなか情報が取り難いことがわかる。

僕もこんな仕事をしているから新聞も雑誌もネットもよく見るので情報には聡いですが、こと地域の情報ってそういうところに出て来ないんですよね。どこにあるかってと、区や都が発行している新聞とか、掲示板とか、近所の人に聞くとかなんですよね。

で、この新書にも、都の宣伝方法として『広報東京』に載せているとか、都のHPに載せているといった件が出てくるけど、やっぱりお役所は告知が下手だなぁと。下手というか、こっちは一応出すところには出したんだからネってことでおしまいなんですよね。こちらから能動的にアクセスしないとわからない。でも、そういうところに能動的にアクセスするのって、けっこう難しいわけでねぇ。このあたりなんか情報の出してと欲しがっている人の関係が、全然うまくいっていないように思う。どうにかならんもんか。あと、改めて思うけど、都議選とかって、何を基準に投票するべきなんだろうか。政党によって都とか区レベルにおける、考え方の違いとか全然わかんないから、結局「この顔は頑張りそうだ」とかそんなレベルで投票しちゃうけど、そんなことでいいのかな。ってダメだよな。これもどうにかならんのかと思うんだよなー。

☆『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』上杉隆
ツイッター論客と上杉さんの対談本ですが、これが期待以上に面白かった。とくに岩上安身さんの項が、素晴らしい。。。その昔は別冊宝島でも健筆を振るわれていた岩上さんの、真摯なジャーナリスト姿勢は、感動ものです。あと、各省庁の会見に出席してユーストリーム中継したりしている畠山理仁さんって、実に面白いなぁ。「僕たちはヒゲで差別されている」とか、ユーモア満載。若いのにこれから大いに期待したいライターさんです。
あ、ちなみに僕のツイッターIDは「okataco」。ツイッターは、「つぶやき」とか「なう」といった言葉に囚われていると本質が見えないですよ。怒涛のごとく流れるタイムラインから情報を拾っていく伝播メディア。また、旬の情報を流せるかどうかは、その人の立場も含めた資質に寄る部分が大きいですね。いろいろ言われていますが、使えるという観点からいえば、大いに使えるメディアです。

☆『偉いぞ!立ち食いそば』東海林さだお
この本で、東海林さだお大先生が、「富士そば」の全メニュー制覇ってのをやってるんですが、このときの「コロッケ蕎麦」と「春菊天蕎麦」の描写が妙に旨そうなんですよ。でも「富士そば」って、もう20年くらい前に食べたっきり行ったことなくてですね。というのも、僕は関西の人だから、東京に来たばかりのときに、富士そばに行って「きつねうどん」とか頼んで、やっぱ東京のうどんって美味しくないなぁと思ったものだから、それ以来寄り付いてなかったんですね。でも、東海林大先生があまりに旨そうに書くものだから、冒険気分で食べてみたコロッケ蕎麦が、驚くほどに旨くて驚いたというか、もう文章目茶苦茶。それ以来、僕は週に何度富士そば市ヶ谷店に通っているだろうか。たぶん3回は通ってますね。んで、コロッケ蕎麦と春菊天蕎麦を交互に食べてます。いわば、東京における僕のソウルフードとも言うべき存在に昇格したコロッケ蕎麦。旨さを知ってるそこのあなた、今度、コロッケ蕎麦談義でもしようではないですか。


posted by okataco at 00:11 | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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